書籍・雑誌

2010年2月17日 (水)

デアゴスティーニ「鉄道データファイルプラス」

100217_211930 デアゴスティーニのビジュアルブック、「鉄道データファイル」がこの年末にようやく300号で完結。実はまだ読みきってないけれども。

でも定期購読する費用もバカにならないから、やっとほっと一息、って思ったら、先日も紹介した週刊「江戸」なるものが出てついつい定購。

そして、それだけにとどまらず、このたびなんと「鉄道データファイルプラス」が刊行されちゃいました。

なんじゃ、それ。って開いてみたら、「鉄道の過去と未来を現在の視点から切り取る雑誌です」って。



Img_126879z 前回はデータベースとしても貴重な資料満載、というポイントだったけど、今度は読み物中心で昔のなつかしい列車をぞんぶんに伝えてくれる。

最近やはり廃止される列車が目立ってきたので、ノスタルジー好きにはまたハマリそうな本になってしまった。

しかしそれだけなら買うのをガマンしたかも知れないけど、前回の「鉄道データファイル」の追補シートが毎号1枚付く。完結したあとの新車両をどうしてくれるんだ、と思ってたらそのフォローもしちゃうというので、これもまたとうとう定期購読しちゃいました。

写真は12月に撮ったE259系新成田エクスプレス。これが第1号の追補シートでした。

ん~、まいった!

また費用がいくらあっても足りないぞこりゃww。

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2010年1月17日 (日)

デアゴの新たな刺客「週刊 江戸」☆

100117_210146 デアゴスティーニの大長編、「鉄道データファイル」がこのほど300巻でやっと完結したばかりなのに、僕にまた新たな刺客をよこしてくるとは。

その名も「週刊 江戸」。
江戸が東京になるまで、265年の全歴史と文化をたどる、として長い太平の世を多角的にビジュアルで教えていってくれるようだ。

江戸時代のことは、僕らが子供のころ習った内容とまた違い、新発見や新説が常識化していったりして、最近のさまざまな書籍がとても興味深くそれぞれ内容を掘り下げてたくさん出版されている。ひとつひとつ、それらを読み解くのは結構大変だった。
しかしこれは古地図や写真をふんだんに使い、江戸の成り立ちや暮らしぶりなど、見た目にもわかりやすく総合的に解説してくれるからとても読みやすいと思う。
もちろん僕らくらいでは既知の部分も多いけど、うっかり知らなかったこともあっさり書いてあったりする。"藩"って言葉は明治になって一般的に使われたって。

この12日に発売になった第一号は「家康、江戸に入る」で第二号で「江戸城、建つ」だから、デアゴのいつもの得意技で何号で終わるかわからないww。
定期購読するか、これはとても悩ましいゾw。

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2010年1月12日 (火)

ビジュアルブック「池波正太郎の世界」

100112_224516 「遠山の金さん」とか「水戸黄門」とかの、パターンの繰り返しや時代考証のいいかげんな時代劇に飽き飽きしてて最近は見てなかったんですが、池波正太郎の作品は漫画から入って、特に大島やすいちの「剣客商売」にはハマリました。
江戸中期、田沼意次の時代の生き生きとした活気あふれる江戸の町の暮らしぶりと、当時のほぼ確かな時代背景、地理的描写など、大島やすいちの精緻で丁寧なタッチでその空気が見る者にダイレクトに伝わってきます。そしてなにより、主人公の秋山小兵衛の生き様が飄々としててうらやましい。剣と人生の達人と謂われる所以です。

ドラマでは藤田まことが好演してたようですが、リアルタイムで僕は観てませんでした。再放送も何年か前にしてましたが、当時も何気に見過ごしてました。

さてその「剣客商売」をはじめ、池波正太郎の江戸時代の息遣いが感じられる物語を描きあげた世界を紹介したビジュアルブックが朝日新聞出版から出ました。
僕のように小説から入ってない者でも充分たのしめる、その世界観の奥深さを興味深く教えてくれるシリーズです。

特に物語の舞台としての江戸を現代と比較しながら追いかけられる特集、そして付録の古地図(ストーリーの舞台、注目スポットが記されてるのがいい!)などとあわせて、地図好きにはたまらないおもしろさが満載。まさに江戸そのものが描かれてるシリーズです。
池波正太郎といえば、必殺シリーズや鬼平犯科帳など人気作もたくさん。それらが複数回にわたって紹介される、全30巻の週間ブックです。ぜひ手にとってみてください。

剣客商売 5 (SPコミックス)

剣客商売 5 (SPコミックス)

著者:大島 やすいち,池波 正太郎

剣客商売 5 (SPコミックス)

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2008年8月16日 (土)

「絵図でみる金沢城」

Img_90350k 16日から雨模様です。せっかくの休みでもまぁ最初からどこへ行くつもりもしてなかったので、家で読書ですな。撮り溜めてたテレビ番組も見ながらエアコンがんがんかけてたら、頭が痛くなってきましたww。
さて、県庁に行ったのは、写真の本を買うため。県が発刊している、石川県金沢城調査研究所の成果、金沢城史料叢書6「金沢城全域絵図と三御門絵図」と7「戸室石切丁場確認調査報告書Ⅰ」です。
Img_90334k 金沢城の絵図は以前にも、金沢市史の別冊資料編で複製を手にしてますが、この本は金沢城全体をカバーしている絵図を年代とその用途別に、かなりふんだんに掲載しています。一口に城絵図と言っても、初期の簡略化した図や、幕府に提出する必要のあった図、城の修理を願い出た図、内部の建物を配した図など、多岐にわたり、それらが火災などで消失してしまわないよう、写しも多数残されたりしています。城下の地図はその秘匿性から、幕末まであまり出回らないものでしたが、城の図はそういう必要性から、かなりの種類が作られ、各家老家などにも残されてたようです。金沢城は江戸期に亘って、大きなものでも3度火災に逢っています。その都度城域の構造が改変され、櫓や長屋など再建、創建されています。天守など残念ながら、江戸初期の1602年の火災から再建されていません。
Img_90340k 江戸期から現在まで現存している建物は、石川門三十間長屋、そして先日内部を見た鶴丸倉庫で、いずれも国の重要文化財となりました。初期の石川門は現在と違い、二の門は南向きだったようです。時代による構造物などの変化も、このおびただしい城図の変遷を見比べて、研究する楽しみがありますね。
写真は県庁19階の展望スペースからの眺め。14日はスッキリ晴れてたんですがね。

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2008年7月20日 (日)

「鉄道旅行地図帳」

久しぶりに本のネタを。
新潮社の旅ムック「日本鉄道旅行地図帳」全線・全駅・全廃線シリーズ。

鉄道地図というと、時刻表にもあるように、全駅を表記するためにかなりデフォルメされた図が今までよく使われてましたが、地図好きも待望してた、初の正縮尺の鉄道地図が刊行されました。
もちろん全駅表記され、うれしいことに単線・複線の違いも緻密に表示されています。○○本線、という立派な幹線でも、単複線細かく入り乱れてる箇所もあって興味深いです。
さらに、渓谷や田園風景など、車窓からみえる絶景のポイント、急勾配区間や日本百○○など、まさに鉄道の旅を誌上からでも楽しく想像を掻き立てられる地図に仕上がっています。
また、別仕立てで、廃線・未成線なども書き込まれ、今は見る影もない日本の鉄道の全盛期の壮大さと懐かしさに、なにか迫ってくるものも感じましたね。
車両基地の位置と現在の配置車両、また廃線含めた全駅の履歴表など資料も緻密で豊富です。マニアはもちろん、旅行好きにも第一級のバイブルとして一家に一冊必要ですね。
先日朝のラジオで、詩人の荒川洋治さんも絶賛してた「日本鉄道旅行地図帳」。
毎月発刊の全12巻分冊で、5月に北海道、6月に東北、そして7月に関東1が出ました。各680円と、内容の濃さにしてはかなりお得です。ぜひみなさんもお手元に!

日本鉄道旅行地図帳 1号―全線・全駅・全廃線 (1) (新潮「旅」ムック)

日本鉄道旅行地図帳 1号―全線・全駅・全廃線 (1) (新潮「旅」ムック)

日本鉄道旅行地図帳 1号―全線・全駅・全廃線 (1) (新潮「旅」ムック)

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2008年2月24日 (日)

デアゴスティーニの「大和」

080223_161505 デアゴスティーニの「週刊 戦艦大和を作る」で、ホントに「大和」を作った人が居ました!!
親戚の床屋のおじさん。いつも刈ってもらってるんだけど、先日その店舗にド~ンと鎮座ましましてましたw。
他でもない、デアゴスティーニの大和だと聞いてビックリ!あんなの、ホントに作る人居るんだ? いやいや、おどけてるんじゃなくて、毎週毎週、少しずつのパーツが来て、定期購読してても根気が続かないんじゃないかと・・。
080223_161527 しかも毎週約1,000円。それが90巻もあるんだから、かなりの額に。でも確かに、精巧な金属・木製パーツもふんだんに使われ、ただのプラモデルとわけが違う。アンテナやケーブルも糸で這わして綺麗にできてる、おじさんの腕もスゴイと驚いた!
専用ケースも付いて、完成者にはネームプレートもサービスとは、模型マニアの製作意欲もそそる。
今日あらためて、写メで撮らせてもらったが、僕は作りかけも何個もあり、それ含めて最近プラモを作ってる時間がない。ほかの事に費やしてるからねw。
デアゴスティーニのHPでは、6月までサイト開いててバックナンバー買えるようだから、今から10万出せる人は、ぜひ挑戦してみたら?




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2007年9月19日 (水)

少女マンガの母

現在の少女マンガの母のひとり、と評される「萩尾望都」の新作、[山へ行く]はよかった。
表題を含めた、[シリーズ ここではない☆どこか]のオムニバス短編集で、氏特有の、男性を主人公にし、現代の日常を織り交ぜた幻想ファンタジー。コミカルにSFも散りばめる、男性が読んでも充分楽しめる仕上がり。いや男性ファンがむしろ多いかも。
この萩尾望都にしろ、高橋留美子にしろ、若~壮年男子の心理をいつも巧みに捉えて、とても女性とは思えないくらいで驚く。今回も[やられた!]と感じる作品が多かった。その端正なタッチとSFセンスのうまさで、何十年も前からファンである。
10年ほど前では、[残酷な神が支配する]など長編サイコサスペンスに男色など絡み合っていたので、男としてはちょっと引き気味な作品が続いていたが、前回の日本SF大賞を取った[バルバラ異界]で久しぶりにSFに立ち戻り、その魅力は衰えないどころかさらに冴え渡っていたのがうれしかった。掲載誌の「月刊フラワーズ」まではさすがに購入してないが、そのため現在の連載を把握してないので、いつも突然今月の単行本発売リストに掲出される、ということになるので逆に楽しみである。
この調子でずっと頑張ってもらえれば、いつか「カトレア養老院」は現実のものになるんでしょうかね(笑)。

山へ行く (フラワーコミックス)

山へ行く (フラワーコミックス)

著者:萩尾 望都

山へ行く (フラワーコミックス)

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2007年9月17日 (月)

「国絵図の世界」

久しぶりの地図ネタですが、ちょっと失敗したかな、というやつ。
二年前に柏書房から「国絵図の世界」とう厚くて重たくて高い本がでました。古地図マニアとしては、全国(古い国ね)の地図は全て制覇して、旧郡の掌握をしたかったので、これがAmazonのユーズドで半額で出てるとあっては、買わずにはいられませんでした。
Amazonに出展していた古書店から早速送られてきた厳重梱包を開けページを開いてみると、しかし僕の期待していた内容とは違っていました。つまり何折りかで開いて、中の文字まで判読できる。絵図の縮小版かといえばそうでなく、あくまで研究書というレベルのものでした。
「国絵図」とは主に、幕府が全国掌握のため各国に提出させていたもののことで、江戸時代通じておもに「慶長」「正保」「元禄」「天保」期に一斉徴収していました。城下図なども徴収し、それを江戸城の「紅葉山文庫」に収納し、幕末の官軍入城で官軍側に奪われ、会津若松攻略に利用されたのは有名な話です。
江戸城の絵図はそういったことから(火事も多かった)新政府でも散逸してしまい、現在国会図書館が保管しているものは全国分には至らず、各国が作成時に写しとして残していたものが、大名家老家の子孫などが保有していたり蔵に死蔵されていました。そういったものを最近になって調査・研究しまとめようと、市井の研究家たちが集まって一冊にしたのがこの本です。
ですから各国のページでも、その図が作られた経緯や作成者、年代による違いなどの研究は書かれているが、地図そのものとしての地誌的なものや現在との比較、美術的観点などが少ないように思えて残念です。まぁ今まで見られなかったものを網羅してみることができたので価値はありましたが、中の文字が読み取れないので、やはり一国一国復刻古地図を買って行くしかないと思いました。まだまだ探求の日々は続きます。。

国絵図の世界

国絵図の世界

著者:国絵図研究会

国絵図の世界

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2007年8月16日 (木)

自治体刊行物がやっと買えた。

Img_62145s 今日も連日の暑さ・・。早朝に墓まいりを済ませて、さてどうしようかと思ったら、銀行は開いていた。もしかしたら役所って開いてるのかな。かねてから欲しかった本を買えるかも知れないと、市役所と県庁に電話してみると、業務してるって。15日なのにご苦労様だ。
早速まず、金沢市役所の2階、市政情報コーナーへ、「金沢市史 資料編18 絵図・地図」を購入に。ここは各種受付窓口の隣に、資料閲覧コーナーといった感じの一角で、大正時代の「石川郡史」なども置いてあったので思わず読みふけってしまった。「金沢市史」は昨年再編纂が完成した、通史編3巻、資料編19巻にも及ぶ壮大な市史。1冊7,000円もするので、古地図マニアとしては「絵図・地図」編を買うのがやっと。これからじっくり読ませていただくが、分厚く重たいこの本を、受付の若い女性職員が頑丈な手提袋に入れてくれて渡すとき、なんて言うかな(店じゃないからね)と思ったら、「ご苦労様です・・」だって。教師と間違えたのかも(笑)。。
続いて写真の石川県庁へ。行政情報サービスセンターは、県が発行する書籍・パンフ、行政資料全般を扱っている。閲覧だけと、購入できるものがある。ここで石川県文化財課「金沢城調査研究所」(今年、室から所に格上げ)が発刊する「研究紀要 金沢城研究1~5」をやっと購入できた。ここまで5年間の研究成果が大要されていて、金沢に限らず、日本の城郭研究においても価値ある書物だ。これは1冊数百円だから助かるが、県の発刊物はこれに限らず皆表紙が「レザック66」の平綴じ。このうちどれかはうちの社から出した紙に違いない。。
Img_62138s 久しぶりに県庁19階の展望コーナーへ。都庁みたいに4方向遠望できるスポットだ。晴れてるが今日も遠くは霞んで、白山はやはり見えない・・。丁度12時となり終戦の黙祷を案内する館内放送が。来場者は少なかったがそのほとんどの方と黙祷・・。
今年の盆休みはほとんど単独行動出来たが、暑くて動き回るのも億劫になりつつ買出しと家での作業で落ち着かない日々となった。

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2006年12月10日 (日)

マイナー漫画家自慢? PART④

「あさりよしとお」はマイナーと言えるかわからないが、知らない人は知らないだろう(若い人は「・・科学」を読んで知っている?)。SFを基本とした絵柄に合った暖かいコメディを扱って人気のある作家だが、本人の風貌はプロレスの武藤敬司か「えの素」の郷介かというくらいゴッツイ(スキンヘッドのヒゲ)。代表作に「宇宙家族カールビンソン」「ワッハマン」。現在の連載でアフタヌーンの「るくるく」やコミックガムの「荒野の蒸気娘」、そして今回取り上げる6年・5年の科学の「まんがサイエンス」がある。
学研の「5年・6年の科学」に15年に亘り連載されている科学学習漫画だが、本人の宇宙や精密機器など科学好きも相まって、毎月多岐にわたる科学分野を水準高く、また当然子供にもわかりやすく説明、マンガに表している。大人である我々も充分参考になり読みやすく、忘れていた科学への興味や基本的なこと、また意外に知られていなかったことを教えてくれたりと、多くの年代にもオススメだ。本人がたくさんのメーカー・施設に直接取材し、とくに宇宙など自然科学の分野では子供たちに地球愛を思わせる一言も忘れない。本人ならではのギャグやコントもちりばめられ、特に説明の役割をするDVDなど対象物の妖精?や怪人のキャラは秀逸だ。エヴァの使徒のデザインにも加わったりしてる本人のセンスが生かされている。
掲載誌の形態から横書・左綴じなので、単行本も欧米のそれのようになっている。昨年紹介した笹本祐一の「宇宙へのパスポート」で一緒にロケット打ち上げ見学にも参加している科学好きは、子供のころ学研のひみつシリーズ「コロ助の科学質問箱」に触発され、科学まんがを描く夢が実現したというこの作品、まだまだ長く続いて欲しい。
大人のあなたもぜひ読んでみて下さい。

まんがサイエンス 10 (10) Book まんがサイエンス 10 (10)

著者:あさり よしとお
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るくるく 6 (6) Book るくるく 6 (6)

著者:あさり よしとお
販売元:講談社
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宇宙へのパスポート(3) Book 宇宙へのパスポート(3)

著者:笹本 祐一,松浦 晋也
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