アニメ・コミック

2011年7月16日 (土)

「花咲くいろは」の精緻(聖地)なロケーション!

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アニメ「花咲くいろは」観てもらってますか?

僕は久しぶりに連続テレビアニメ観ています。まぁ「へうげもの」も同時に見てるんですが。

ストーリーはなんだか去年やってた昼ドラ「花嫁のれん」の女子高生版みたいな感じで。

あれも金沢が舞台でしたが。

アニメのおかげでご当地歴訪、いわゆる聖地探訪というのがブームになって、湯涌温泉は原発風評被害からGWにはV字回復したそうです。

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それで僕も、友人と聖地探訪? 行ってきましたよ。車で一走りですからね。

よくマニアさんたちはアニメのシーンとロケ地同定を厳密にやってるブログとかありますが、

まぁ僕はそこまでこだわってないんで、大目にみてください。

それでも上記2箇所の写真は、まんまそのとおりじゃないですかね。

それも僕のほうが先というか、写真を撮ったあとでアニメをみたもので。

上は女将さんが入院した病院の建物(のつもり)。中は温泉街の俯瞰。

このP.A.Worksはロケハンがしっかりしてるなぁって、ビックリしましたよ。

ここだけじゃなく随所にリアルな建物や風景を丁寧に描き込んで。

しかしここで、ネタバレしていいんかな。
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ここが喜翆荘!

なんと空き地の公園です。

というか、ここは以前はとても由緒のある、白雲楼というモダンかつ古い旅館があった場所でした。
市内定期観光バスも訪れ、昭和天皇がお泊りになった部屋、とか公開して僕も子供のころ観たりしましたよ。

しかし10数年前に倒産して、耐震建造物でもなかったんで取り壊されてしまいました。

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けど確かにこの奥に、ここまで登る階段状の坂があったりして、アニメは虚実おりまぜてロケーションしているのはサスガだと思いましたよ。

そういや市内から喜翆荘のある温泉街まで続く鉄道も・・・。

アニメでやった神社の祭りとかも、実際に取り入れて街おこしに盛り上げようと、

温泉街は今予想外のバブル?に意気揚々です。

おかげで僕ら市民はひなびたいつもの雰囲気が味わえなくなりそうなんですがww。
ま、いっか。

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先日、無事氷室開きがありましたね。年々やりにくくなってるのも事実。

冬に雪が少なかったり、大雪でも夏に暑すぎて7月まで持たなくて。今年も冷蔵庫から出したのを江戸は板橋まで持っていったそうで。

この氷室の件も花いろでやってくれたらうれしいですね。
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白雲楼の奥の、江戸村の跡地にも行ってみました。往時の影もないですね。いや少しはありましたが。

僕も子供の頃来ただけですから、懐かしさもありません。かつてはここも定期観光バスのルートだったんですが。
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当時の料金表が残っててビックリ!1,100円は高い?

ここは、アニメ絡みだとなんといっても「めぞん一刻」。響子さんが一人旅で金沢に来て、別な女性と連れ立ってわざわざ市内からタクシーで訪れたのが思い出されます。

あれは高橋留美子氏が取材旅行したんじゃなくて、資料だけで済ましたのはガッカリでしたけどねww。

ではまた。

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2010年11月10日 (水)

富山の旅。氷見で見つけたキャラ!

Yamajiro 土曜は歴史好きの友人とまた出かけました。

まずはお隣富山県へ。氷見市立博物館では「山城探訪」の特別展が。氷見周辺の中世戦国の山城跡をずらっと解説。海に近い氷見ではその地勢もあって、南北朝時代から上杉氏や織田氏の勢力が相対する時代まで、小高い裏山といったところにおよそ60箇所もの山城が築かれたようです。
尾根筋のくぼんだ堀跡や土塁、郭として使われた平坦面とか、今でもひっそりと中世の名残があるとか。
数々の山城跡が図面や模型で紹介され、ビジュアル的にもわかりやすかったですが、海岸に岬のように突出している阿尾城跡は有名でしたが、あとは全く知りませんでした。

Img_703948z 氷見は小学5年のとき、父の都合で7ヶ月だけ住んでました。そのん十年前に比べて太い道路もあちこちに伸び、こんな立派な図書館兼博物館も出来て、さぞや発展した市になったと思いきや、中心道路の商店街は実は寂れる一方。数年ごとに訪れると、逆にどんどん悲しくなっていってるみたいです。
Img_703952z しかし悲しんでばかりいなくてもいいようです。ここには、こんな救世主がいますからね。
ほらっ、お寺の門の向こうに何かみえませんか?





Img_703955z おやっ? 門の向こうに見えるのは、なにやら可愛げな石像ですね。







Img_703959z そう、ここ氷見は、藤子不二雄A氏の生まれ故郷。しかもこの光禅寺は氏の生家にあたります。
水木しげる氏で有名になった境港の例もありますが、富山の氷見や高岡では以前から藤子不二雄列車とか公園とか、コラボした施設がたくさんあります。

Img_703962z これら藤子不二雄A(安孫子素雄)氏の生み出したキャラの石像は、昨年建立?されたばかり。市中心部の裏道にあたるところから、結構ファンとかが詣でていらしてもいいのにと思うんだけど、まぁただの土曜だったらそんなに人は来ないか。

でも愛らしい表情がいいですね。金沢でも、案外に知られてない出身漫画家が多いです。ペリカンロードの五十嵐浩一氏もそうだとは最近やっと知りました。そんな作家たちのキャラの像を街中に・・・。ちょっと合わないかww。





Img_703964z ニンニン!

けどもう、子供のころはハットリくんなんてしてなかったけどなぁ。あっ、実写のやつね。












Img_703973z 氷見はこれから紅葉もそうですが、冬の味覚、カニやブリで騒がしくなります。
ぜひ本場の味を楽しみに来てみてほしいですね。

このあとは旧新湊市へ。

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2009年4月26日 (日)

輪島に「永井豪記念館」誕生!!

090426_002653 漫画界の伝説の巨匠「永井豪」が石川県の出身ってご存知でしょうか。
このたび永井豪の生まれ故郷、奥能登の輪島に「永井豪記念館」が開館しました。「デビルマン」「マジンガーZ」など僕らが子供のころ夢と感動を与えてくれた永井豪氏のキャラクターが一同に集まっている豪華な博物館の誕生です。
永井氏の数々の作品のヒストリーやグッズ、150枚もの原画、そして1/9スケールのマジンガーZなど、氏の硬軟おりまぜた魅力あふれるパラダイス?です。
開館当日の25日には、九州から東北まで、たくさんのファンが行列を作って待ち望んでくれてたようです。ジャパニメーションの始祖の一翼として世界に君臨する巨匠の記念館は、世界中から集客が望めるのかもしれません。
しかし永井氏の師匠である石ノ森章太郎氏の宮城県石巻市の記念館より、規模からいってかなり小さいし、また奥能登輪島へのアクセスも少々キツイものがあります。僕でもおいそれと行けません。
またその石ノ森章太郎氏の石巻最寄の、JR仙石線には石ノ森キャラクター電車が走ってますし、隣の富山県JR氷見線には、地元の巨匠藤子不二雄にちなんでドラえもん列車なども走行しています。我が永井豪氏のためには、JR七尾線やのと鉄道に、永井豪列車を走らせるほどの気概がないとダメですね。
この記念館を、輪島塗など地元の伝統工芸と地域文化との融合と、交流人口のアップを自治体が期待するなら、もう一段の工夫が必要だとも思います。なにしろせっかくのプランなんで、ぜひとも成功してほしいです。僕も近いうちになんとしても訪れたいと思っています。

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2009年4月25日 (土)

レッドクリフ Part2 やっと観ましたよ!

090426_002605 レッドクリフ Part2、やっと見てきました。公開2週間目の週末は、そこそこの入りでしたがやはり50人くらい。金沢でのシネコン第一号のワーナーマイカルシネマズ御経塚でしたが、ここ数年で郊外のショッピングセンターが林立し、そこここでシネコンが過剰に劇場数を増やしたんで、分散したかこの程度の入りかということで。
ネタバレは避けるので中身については多くは語りませんが、エキストラ動員数はかなりのものだけど、やはりCGがココまで可能になって初めて作ることが出来た作品には違いないですね。しかし今回は火というか爆発をこれでどうだ!!というくらい多用してて、見てるこっちが心配するくらい迫力がありました。Part2は両軍陣を敷いてから2~3日後の決戦までを描いてるんで、バックボーンを語る必要がなく長時間戦闘シーンに費やせるんで、津波のように何度も繰り返される戦いに息を呑みましたね。
ただ、ありえないだろ!っていうツッコミしたいシーンやエピソードはたくさんありましたが、三国志演義自体まぁそんなもんだから、どれが正解、とは言えないんでヨシとしますか。けど、やっぱりリン・チーリンは美しいですね☆

三国志といえば、マンガ作品も多いですが、20年以上前から細々と、パロディ4コマを描いてる白井恵理子氏の新作が今月出ました。しかもレッドクリフPart2ネタを早くも満載して。だから、映画を見た後でないとバリバリネタバレなんで気をつけてくださいw。

劉備くん 青天の赤壁 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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著者:白井恵理子

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2009年2月11日 (水)

「ガラスの仮面」、新刊やっと出たw

久しぶりのマンガネタに、「ガラスの仮面」をピックアップしました。もう、連載が始まって30年以上。このたび、全国の老若男女のファン待望の新刊、43巻が出たのです。
老若男女といいましたが、僕の80過ぎの母親もファンだからです。以前新橋演舞場で大竹しのぶ主演で舞台化されたのを、キップをプレゼントしたんですが、それはいつの頃だったか忘れましたw。
白泉社の「花とゆめ」で活発に連載されていたころは、その大胆な展開に多くの読者が毎号心待ちにしていて、白泉社は美内すずえに支えられたと言っても過言でなかったけど、物語が煮詰まると、遅筆もはなはだしく、いつのまにか連載中断でずっときてしまいました。前回42巻は4年前、41巻に至ると前世紀の10年前の刊行です。
数ヶ月前、NHKBSの「マンガのゲンバ」に美内すずえ氏が出演して言ってましたが、雑誌連載原稿をすべて書き直して単行本化するということ。だから連載で姫川亜弓が失明の危機だったのに、単行本ではなかったことになったりしてますw。
エンディングはとっくに決めてあるとか、書き直しを繰り返したりとか、言い訳や最後まで書きとおすと宣言はしてますが、今回の43巻の帯にもあるように、かの世界の蜷川幸雄ですら心配して「いつまでも待たせないで!」って言ってますw。
30年も経つと、桜小路君が「マジ」って言ったり、連載当初なかったはずの携帯電話を使ってたりすると、とても違和感を感じましたねww。結局43巻でも北島マヤは阿古夜の気持ちを少し掴んだだけ。とてもストーリーが進んだとは思えません。「ガラスの仮面」の完結を夢見て鬼籍に入ったファンは数知れないでしょう。僕の母にもそんな目に合わせないでほしいと思いますw。どうかひとつよろしく!!


ガラスの仮面(43)
Garasu43

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2009年2月 7日 (土)

「20世紀少年」第二章!

週末にやっと時間が取れたので、第一章を観たからには、行かないわけにいかない「20世紀少年 第二章」の映画を観にでかけた。
今回は一言でいうと、よくぞ2時間で詰めに詰めたなぁ、という感じ。そのため第一章ではこだわった原作の忠実度も、若干異なった構成になったけど、それでもスピーディーに展開するストーリーに映画としてのまとまりと、役者たちの演技が濃縮されて、全く違和感なく最後まで目を放せなかった。普通ここまでやると、あまりの省略から編集のツギハギ感と、役者の淡白感がどうしても気になったりするけれど、サスガ堤監督とうならさせられたと思う。それに脚本に原作者がタッチしていたのもいい結果だったのかも知れない。
それでも原作を尊重してるところは随所にあり、役者たちのメイクはもちろん、しぐさまでもがマンガのコマから出てきたような幻想にかられるくらいだった。
第一章では忠実に徹した堤監督も、今回はさりげない遊び心をしのばせてくれてうれしくなった。「ごくせん」やネームプレートなど、いくつも気がついたよ。
しかしこの「ともだち」。まるで浦沢直樹や長崎尚志が現代の世相をそれこそ予言してたかのように、この先が見えない混沌とした世界にあって、彼のようなカリスマが出てきたら一気に人々の心が惑わされてしまうだろう、という危険な暗部を象徴してるようだった。特に最後の○○なシーンでは久しぶりに戦慄を覚え、このリーダー不在の時、これを見て誰かがマネしないか変な心配もした。マンガ原作は読んでて知ってた部分だが、映画で改めてビジュアル化されると、圧倒的な迫力で見るものにそんな不安を掻き立てさせる、堤ワールドのパワーに恐れ入ったw。
あまりネタバレはいかんけども、マンガを読まずに初めて作品を目にしてる人には、続きが気になってしょうがないだろう展開になっている。主役であるはずのケンヂの唐沢寿明も今回はほとんど出てないしね。最終第三章「ぼくらの旗」は8月末公開。ちょっと時間がかなり空くなぁ。

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2008年8月27日 (水)

「ずんだもち」にチャレンジ!

Img_90518s 今日は久しぶりに新しい料理にチャレンジしてみる。と言っても仙台名物「ずんだもち」だがね。
永く講談社「モーニング」で連載を持ってた4コマ漫画家須賀原洋行が、自分の家族の日々の生活を題材に日記コミックを連載中。3度に亘ってその発表の場を代え、今は「よしえサン日記」として先月2巻目が出た。奥さんのオマヌケぶりと子供たちの成長がとてもおもしろくてほほえましい。
Img_90521s さてその中に、料理好きの作者がお手軽な「ずんだもち」の作り方を紹介してくれた。
学生時代に仙台に居たが、「ずんだもち」など当時全く口にしてなかった。数年前久しぶりに仙台に行って初めて食べた感動が忘れられず、それで思い切って挑戦したよ。

枝豆は冷凍のもので充分。作者は一家5人なので、量はその半分で作る。一人ではちょっと多いが、あまり少ない量では却って作りづらい。
一袋400gの枝豆を早速解凍。このために買ったすり鉢に豆をむき出しておく。
Img_90525s もち米は一合。僕は電子レンジでいつも炊いてるから、同じ要領で。もち米は水を吸いやすいから洗ってすぐに炊く。
炊けたらすぐに突きだす。自力で米から餅にするのは初めてだが、だんだん粘り気がでてまとまってくるとなかなかおもしろい。乗ってくると、涼しくなったとはいえ汗がでてきたw。あまり突き過ぎると食感がおちるのでこのくらいにしとく。
Img_90527s 枝豆は、砂糖100gをお湯100ccで溶かした砂糖水を少しずつ混ぜながら砕いていく。なかなかすりつぶすまでいかなく、ちょっとずつ砕きながら、というのがうまくいかないw。けっこう豆の形が残ったままだが、これくらいの粗いので充分だそうだ。
餅をテキトーな大きさに分けたら6つくらいになって、その上にずんだをかけて完成!
Img_90528s ちょっと砂糖水が多すぎたか、水っぽい汁が余分になったが、見た目はうまそうだ。マンガでも子供たちがメチャメチャうまい!って。
んでさっそく、食べてみると、これがまたウマイ! 仙台で食べた味と同じだ、ってまぁ誰が作ってもそう変わらないもんだろうけどね。
しかしさすがに、一人で甘~い一合もの餅を食べてると、最後のほうはもうウェって感じになってきたw。やっぱり多すぎたな。

でも手軽に簡単にテキトーに作れる「ずんだもち」。仙台名物をご家庭みんなでチャレンジしてみてください。それと日常のみんなの(あるある)体験ができる「よしえサン日記」もおもしろいよ。


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2008年8月23日 (土)

手塚治虫漫画全集ストラップ★

R0010407s ここんとこドタバタ続きや遅くまで帰れなかったから、久しぶりに書店に寄ったら、こんなの販売してました。
手塚治虫生誕80年記念?のストラップですが、講談社の手塚治虫漫画全集のカバーをあしらったミニミニコミック。たて60mmよこ40mmほどの小さい単行本がホンモノそのままの内容でそのまま読めちゃう。税込み367円でホンモノより安く単行本が読める?とあって3冊も衝動買いしてしまいましたw。
しかし文字もそのまま小さいので、やはり読みにくいですねw。携帯ストラップにするには大きいし、もったいないです。やっぱり保存用でストッカー行きでしょうか。
やはり手塚治虫は偉大な漫画家で、今でも神様です。この方が突然なくなったのは平成になってすぐ。そういや20年たちましたね。あの頃はビデオレンタル店に勤めてて、昭和天皇崩御の忙しさのパニックから抜け出せてないままの突然の訃報に、アニメビデオの手塚コーナーを追悼モードに作り換えるのもつらかったのを覚えてます。
今改めて手塚治虫の偉業を偲んで、この珍しいストラップを探してみてください。

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2008年5月23日 (金)

積読コミック解禁! 2

メディアファクトリーの「コミックフラッパー」はご存知だろうか。数年前に創刊された、ちょっとマイナーな月刊誌だ。発刊当初は、白泉社から移った和田慎二の超少女明日香や、新谷かおるの新連載、島本和彦のスカルマンなど有名どころも多かったので毎月購入していたが、マイナー好きの僕の琴線にふれる作家も多く、ほとんどの掲載作がおもしろく楽しませてくれた。中でもアフタヌーンで「菫画報」を発表、その独特のヘタウマタッチでなぜか物語にぐんと引き込む力のある小原慎司「二十面相の娘」は群を抜いていた。
両親を失い、それによって財産目当てに叔父夫婦から命も狙われた家庭生活から、二十面相に「盗まれる」ことによって救い出された主人公の少女チコ。尊敬するおじさん=二十面相との衝撃と驚きに満ちた冒険の日々が始まった!
世界を又に駆けた"どろぼう"の旅は、ルパン三世とともに暮らす願いのかなったクラリスのようでもある。しかし敵の多い二十面相の過去の謎とともに、行方不明となった彼を追いかけるチコと仲間たちの冒険は、度重なる危険の中意外なクライマックスを迎えた。
8巻で終わった本編の魅力に、今フジテレビで深夜アニメが放送中。しかしここ地方では観させてくれない。あまりの人気に、二十面相とチコが繰り広げた冒険の日々を描く番外編「二十面相の娘 うつしよの夜」が今連載中。このたび1巻が上梓された。
ストーリーとタッチにフシギな魅力を醸し出す、小原慎司の作品に、あなたも触れてみてください!


二十面相の娘 うつしよの夜1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

二十面相の娘 うつしよの夜1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

著者:小原愼司

二十面相の娘 うつしよの夜1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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2008年5月22日 (木)

積読コミック解禁! 1

久しぶりに、マンガネタをお届けします。と言っても、一回目は歴史物になってしまいますがw。
「六三四の剣」などでも有名な村上もとか「JIN-仁-」。永くビッグコミックオリジナルで「RON-龍-」を連載していた後、主力をこちらにシフトしたスーパージャンプ掲載の人気作品(タイトルの構造が一緒。彼の連作の意識を思わせる)。幕末へタイムスリップした現代の医師が、危ういバランスの中自分の医による居場所を得、奇跡的な現代医療を器材のない当時の技術を越えてなしとげ、歴史の重要人物と絡みながら己のこの時代での生き方を模索するヒューマンストーリー。
並み居る医学界の監修に頼るとは言え、最新11巻の帯には、かの解剖学者養老孟司氏の推薦をもらうほど、確かな医学・歴史学の考証がある。これほどに緻密な医療描写と幕末の背景に、もちろん手塚治虫ブラックジャック陽だまりの樹がオーバーラップする。
安易なヒューマンストーリーマンガが相次いでドラマ化される中で、この作品が話題に上らないのはおかしいくらいだ。ぜひ再現は難しいだろうがどこかでやってほしい!
しかしストーリーは、11巻のラストで意外な局面を迎えた。この時代で生抜く覚悟をせっかく決めた主人公なのに・・・。連載は読まないようにしてるが、もしかしてラストが近づいているかも知れない。



JIN(仁) 第11巻 (11) (ジャンプコミックスデラックス)

JIN(仁) 第11巻 (11) (ジャンプコミックスデラックス)

著者:村上 もとか

JIN(仁) 第11巻 (11) (ジャンプコミックスデラックス)

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