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2011年5月24日 (火)

秋常山古墳群。能美のこれからの観光スポット

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手取川のあと、13日に保存整備工事が竣工したばかりの秋常山古墳群に向かった。
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加賀平野の中心部、能美市一帯には、田んぼや集落にポツンとある小高い丘は、ほぼ古代の古墳とみて間違いないくらい古墳の宝庫だ。
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この秋常山も、昭和59年に古墳と確認されてから、発掘調査のあと平成11年に国史跡に指定され、7年前から保存整備が始まりようやくこのほど完成した。
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誰もが気軽に訪れられるようスロープも敷設されるなど、能美市は市内に点在する古墳群を観光資源化して町おこしを図っている。
地肌に草も茂る前だから、古墳が造られたばかりの本来の姿に近い様子を見られるのは、夏前の今がチャンス。
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一号墓は前方後円墳。市から嘱託のおばあさんが説明板とかを清掃してまわってたよ。
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古墳の斜面には、こうやって葺石が敷かれていて、試算すると約40万個の川原石で覆われていたそう。1600年前のホンモノは保護のため盛土で隠し、露出してるこれは整備で新たに敷き直した物。
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後円部の山頂。全長140mと北陸最大の前方後円墳は4世紀後半のものらしい。内部の被葬者はあえて発掘しなかったんでわからないようだが、大きさからよほどの首長だったと想像できる。
手取フィッシュランドの観覧車がちょうど真正面に見える。
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頂上から見る2号墳の方墳。
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後円部から見る前方部。こうやってみるとけっこう大きい!
こんな身近なところで、本格的な前方後円墳に出会えるとは。しかも遠慮なしに頂上まで登れるし、なんか大きらしい気分になるね。
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前方後円墳の前方って、鍵穴みたいに下に方形で図示されるんで、なぜに前というかよくわからなかった。
前方部は後円部への通路か祭祀の場、あるいは後円部に埋葬された人物とかかわりのあった者の埋葬所と推定されてるらしい。
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前方から見た後円部。
背の高い木々があるのは、つい以前までここが森だった名残。
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方円部からの見晴らし。右に見える山ふたつも、和田山と末寺山の両古墳群。
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そこを下に降りると秋常八幡神社。かつて前方の中腹にあったのを、整備で移設遷座させられた。
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大きすぎて全部視角に入らないが、横から見た前方後円墳の全景。かなりデカイのがわかっていただけるだろう。早く来ないとこれが草で覆われてしまう。
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隣接する2号墳。ここは発掘調査したので副葬品やら埴輪やら、いろいろ見つかったようで、5世紀半ばのものらしい。なんと中にも入れるのだ。
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中はちょっとした展示スペース。子供たちを念頭に、やさしい解説板がならんでいる。
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そういや隣に保育所があって、子供たちの格好の遊び場にもなっちゃってる。
しかし副葬品がちらちら見つかったのに、肝心の骨が見つからなかったのを、溶けちゃったんだね~、と説明するのばどうか?
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2号墳の埋葬部。木棺を粘土で覆った粘土槨というもの。見つかった鉄剣もそのまま置かれている。
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頂上には、環状に置かれていたであろう土器や埴輪も復元されていた。
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能美市は多くの古墳群を巡るコース化やマップを年度内にも作成する。
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僕が見ている間にも、市職員が誰かを連れて案内しに来た。秋にはシンポジウムもするらしいし、観光誘客のために力を入れてるね。
けどそれにしては、集落の裏にあるこの秋常山古墳群の入口に辿りつくのは、かなりわかりにくかったなぁ。まだまだ改善点はあるんじゃないですか。

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