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2011年5月29日 (日)

金沢大学公開講座「城と歴史を活かしたまちづくり」

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先週末には金沢大学公開講座の「城と歴史を活かしたまちづくり」セミナーに行ってきました。
前半は城郭研究で有名なNPO法人「城郭遺産による街づくり協議会」理事長・滋賀県立大学人間文化学部准教授 中井均氏の講演。
午後には中井先生と金沢大学人間科学系地理学類の伊藤悟教授とともに金沢城内と城外の旧陸軍建造物を3時間ものエクスカーションを行いました。
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中井先生が一貫しておっしゃるには、城跡の復元には今生活している街と一体のまちづくりが重要と。それには架空の模擬建造物よりは史実にあわせた復元に、地元住民によるイベントがユニーク。
そして復元もはたしてどの時代に(江戸時代?)戻すものか、明治以降も歴史の一部ではないのか?という問題定義をされました。
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午後のエクスカーションでは金沢城を大手門から隅々と、伊藤先生のゼミの学生たちも交え総勢40人もが、陽がさして暑い中に大集団となって廻りました。
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翌日は金沢城リレーマラソン大会。新丸では準備が進行中。雨予報の中明日はきっと大変だな~。
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大手門の石垣にも、柱のための溝が彫られていたし、ここ河北門石垣にも、鬼門としての五芒星が彫られていた。隅石の両側に彫られるのは全国的にも珍しいそう。
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河北門一の門。再建して一年経つが、まだ白木の部分は美しさが保たれててホッとした。
鉄板が貼られた門のコントラストと黒鉄(くろがね)の輝きがまばゆい。
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一般参加者は12人ほどで、テーマからさすがに金沢の歴史に興味がある人達だから、城内には何度もいらしてるでしょう。
しかし学生たちは、本来は地理学。課外授業みたいなもんなんで、金沢城に入るのは初めての子たちがむしろ多かった。
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石垣の博物館といわれる金沢城。他ではなかなかない亀甲形の石垣とかももちろん紹介。
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築かれた年代によって、特徴が大きく違う。こんなふうに、四角く並列に並べられたのなんて幕末近くだ。
造営担当した?紋などが多く表面に刻まれている。
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有名な?玉泉院丸の色紙短冊石垣。
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玉泉院丸の現状。北陸新幹線開業前に、庭園を仮整備するが、なんか人工的な池を模した溝が掘られてるね。排水槽みたいのがもう設えてる。
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菱櫓の三階にも登った。復元して10年ほどになるが、案外に内部はキレイさが維持されていてよかった。
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金沢城内の中井先生の解説は、残念ながら僕らレベルでは既知のことばかりだった。中には曲解されてることも。
しかし学生たちは、熱心にメモを取り続け。まぁこれも試験とかに出るのかな。
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普段の勉強の範疇外だろうから、最後のほうは興味なさに手持ち無沙汰してる子もいたけど、終わりまで熱心に着いてきてる子がほとんどだった。
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金沢の場合、明治以降の旧陸軍第九師団の施設が城内外にいろいろ残されているのに、その活用が殆どなされていないのが残念とのこと。確かにそうだし、市民に知らされていないことも多い。今後の課題ですな。
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僕としては、辰巳櫓跡地にあるはずの三角点の存在箇所がナゾだったのを、地理学類の伊藤先生の見解を教えていただいたのが(唯一の?)収穫。
土盛りに埋もれてしまったらしい。三等三角点「金沢城」TR35436657201 で現行の基準点なのに。土をはらって柱頭を出してもらったが、説明板の前にある写真の真ん中のがそうらしい。
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最後に修了証書をいただいた。いろいろ質問しようかと思ったけど、暑くて疲れたのもあってよした。こういうのなら、何度受けてもいいが、正直もうすこし勉強になるのが良かったかな。金大の先生で地元を語れる方はいないものか・・。

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