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2010年12月13日 (月)

徳川慶喜公を偲んで 1

Img_707323z 土曜は集まりが夕方だったんで、それまでちょっと歴史探訪を。

千葉県の松戸まで足を延ばして。




Img_707328z 松戸にある戸定が丘公園は、旧水戸藩最後の藩主徳川昭武の別邸地。その中にある戸定邸は重要文化財になっています。

秋深い週末に、午前のうちから観光客もそぞろ来てましたが、やっぱご年配ばかりww。

Img_707331z まず用があったのは、その中の松戸市戸定歴史館。

実はここに来たのは、最後の将軍徳川慶喜の子孫で現徳川慶喜家ご当主、徳川慶朝氏の本を読んだから。
写真家でもある慶朝氏は、当家に残っていたおびただしい慶喜公ゆかりの写真や資料を、慶喜公の弟である昭武が暮らした戸定の地にある歴史館に託しました。
Karei この戸定邸は明治17年にできて、昭武はもとより慶喜公もよく訪れていたようで、その縁もあって慶喜公関連の研究も歴史館ではされていて。
慶喜公が多趣味で写真をたくさん撮っていたというのも、慶朝氏所蔵の写真が大量に見つかってこそわかったこと。日本の写真黎明期の困難な技術を極めた慶喜公の情熱が生々しく伝わってきました。

今回の特別展は、その慶喜家に長く仕えた家令(執事長ともいうべきか)の古澤秀弥氏の旧蔵資料が。皇室からの銀杯や慶喜公の墓誌拓本など、数多くの重要な品が慶喜家より下賜されていたことからも、古澤氏がきわめて篤い信頼を受けていたことがわかります。
Karei2 特に目をひいたのが、いろいろ伝わっている慶喜公の肖像写真の、オリジナルプリントが多く見つかったこと。当時の湿板にしてはきわめて鮮明で、バックの幕や衣服、調度など、今までのプリントより多くの情報量が伝わり、その意義はとてつもなく大きいとか。

大政奉還前後の慶喜公には多くの肖像写真があり、写されるのがとても好きだったらしく、為政者としては異例のドアップ写真もあり、現代にも通じるイケメンぶりが男から見てもカッコよく映ってました。



Img_707337z ひとしきり感心して資料を買い込み、歴史館を出たら次は隣接する戸定邸に。













Img_707345z 最近はよく、福井の養浩館など名勝庭園の屋敷を見て廻っていますが、ここもかなり広く格式がありますね。明治17年とは思えない風格もあります。





Img_707346z 小高い丘の上から庭園越しの眺めは、水戸の偕楽園を思わせる景色で、やはり水戸藩づいてると思います。






Img_707355z 部屋の数は数え切れないほどで、でも一部屋あたりの畳数はそんなに多くなく、廊下の幅も狭かったりする。
観光客の皆さんも狭い、を連発してましたが、当時の大人は誰もが小さかったからこれで充分だったと思いますよww。



Img_707360z 庭ごしのガラス戸ですが、昔のガラスは平滑度がなかったって知ってますか?ものすごく波打ってるんですがよく見えるでしょうか。
いまやそんなガラスの方が価値があることになってますけど。


Img_707363z 風呂場です。
ご来賓も多かった戸定邸で、当主と賓客向けの風呂場だったようですが、流し場のわりに狭い浴槽。今からしてもわびしいですね。空間が広いからすぐ冷えたんじゃないでしょうか。
珍しいんでみなさん長い時間立ち止まって見てました。
Img_707374z 中庭。外観が撮れなかったんでそれを偲ぶ写真というとこんな感じです。







Img_707375z 土蔵も付属され、中には葵の御紋の長持もありました。







Img_707336z 慶喜公もよく遊びにww訪れてた戸定邸。紅葉も庭園や公園内に、やっと鮮やかさを感じるのも多くあっていくつか撮ってきました。

慶朝氏の本から、慶喜公の後半生や慶朝氏の性格なんか、よく自分にも通じる生き方(願望ですけど)だなぁと、すごく身近に感じさせてもらいました。
Img_707389z 写真なんか特にね。まだまだ自分は彼らみたいにプロ級とは足元にも及びませんけど。

慶喜公は今でも世間一般から言われてるような卑怯な人では決してありませんでしたから、今回の本と探訪で、より好きで尊敬できる方に思えたんで、まだ集合時間に間があったんで、江戸に取って返して去る場所に行ってきました。

そこは・・・。





Img_707392z 後半に続く。。








徳川慶喜家にようこそ―わが家に伝わる愛すべき「最後の将軍」の横顔 (文春文庫) Book 徳川慶喜家にようこそ―わが家に伝わる愛すべき「最後の将軍」の横顔 (文春文庫)

著者:徳川 慶朝
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