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2010年11月13日 (土)

「ご当主さま、どうぞ!」加賀藩の参勤交代

101110_103343 おととしから10月を歴史遺産探訪月間にしてる金沢市では、そのイベントの最後を飾るにふさわしい特別講演会を10日に開きました。
加賀前田家現18代当主、前田利祐氏の「前田家の参勤交代と日本の近代化に与えた影響」
21世紀美術館のシアター21で事前申込制。平日の会場はお年寄りでいっぱいでしたww。











Img_900211c 本題の前に、6選目の選挙を直前に控えた山出保金沢市長の開会挨拶が予定オーバー。ご当主に持ち時間の心配をさせてなんという不敬なww。






Img_900208c 御当主はよくテレビや新聞などに出てらっしゃるし、石川県人会会長や四高交流館館長など公的なお仕事もされてるからお顔は拝見してましたが、まとまった講演を伺うのは初めて。

参勤交代は現代でも僕がしてるくらいだからww、ひととおりの知識はあるんでそう真新しいお話はなかったけど、数字にまつわる部分はサスガご当主でよりお詳しく把握されてる。
Img_900212c 参勤交代が武家諸法度として制度になってから、実際に前田家が行ったのは190回。事由があり行かなかった37回は参勤御用捨というそうです。
100万石の前田家では当主について江戸に随伴する家老は2人。その家来や用人合わせて多いときで4000人もの大名行列になったそうで、とても一日で全体が同じ行動できない。それで3日ほどに分かれて行列は進んだそうです。
それに費用も多く藩の財政を圧迫するとよく言われますが、ご当主が試算される加賀藩の場合、藩財政の約3%。それよりは江戸での滞在費の方が57%もあって。
参勤交代の風習は、利家夫人まつが江戸へ人質に行き利長が伺候したのが最初で、他の藩に悪しき先例としてよく恨み言を言われるが、実際は江戸と地元の2重生活が負担だったというわけ。

また、参勤交代と鎖国政策によって江戸時代に発達した利点もあり、街道整備や度量衡の統一、方言のみにならない共通言語の確立など、そういった見直しも大切と説かれました。


お殿様のおだやかな話しぶりにあっという間の時間に感じられましたが、時折咳き込まれたり喉を触られたりしてたんで、この日も外はすごく寒かったからお身体大事にしていただきたいと心から思いましたね。もう御年75歳ですし。

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コメント

楽しかったようで羨ましいです。ご当主の話は何度か聞きましたが、参勤交代に関するものは聞いたことがありません。平日でなければ・・・・

投稿: Tadashi | 2010年11月13日 (土) 11時39分

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