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2010年10月28日 (木)

金沢歴史遺産探訪月間「如来寺本堂」

Img_703420z 今年で3年目になりますが、「金沢歴史遺産探訪月間」として、この10月11月は金沢各地で多彩な歴史探訪のイベントが開かれてます。ふだん入れない墓所や寺院・用水隧道や伝統芸能とか、講演・解説や体験などすべて無料で参加できるんですが、制限のあるところは事前申込。人気のところは早々と締切になるんで、綿密なチェックが必要です。
Img_703423z 日曜はその事前申込のところに行ったんですが、その前日、伊能忠敬のあと友人とフリーでOKな「如来寺本堂」に行ってきました。
小立野にある如来寺は、有名な天徳院の隣。敷地が新しい道路でかなり削られて、その道はよく通ってたんですが寺の中に入るのは初めてです。
Img_703431z 前田家に縁があるとは聞いていましたが、その由来は5代藩主前田綱紀の母が徳川光圀の姉で、彼女の位牌所としたことから以後、徳川家の家系に属する前田家の位牌所として確立したそうです。
浄土宗で、前田家から広大な寺領を賜って加越能三国の触頭として威勢を振るったとのこと。徳川家の菩提寺のひとつ増上寺は浄土宗の総本山ですしね。
Img_703439z なるほど豪華な本堂内部に須弥壇には大きな葵の御紋が。
一度全焼したものの文化10年(1813)前田斉広によって再建された建物が現在にも伝わり、ちょうど去年金沢市の指定文化財にもなりました。
天井も高く柱間も広くとってあり、浄土宗本堂の典型な姿をしているようです。Img_703464z
ご本尊の後ろには、前田家の御霊屋が。ゆかりの位牌が並べられているようです。
前田家に嫁いだ徳川家関係の女性は7人。うち将軍の娘は、秀忠の子である珠姫(天徳院)が3代利常に、家斉の娘溶姫(景徳院)が12代斉泰にの二人です。溶姫は有名な東大の赤門の当事者です。

Img_703463z_3 下から撮ってみましたがみえるでしょうか。葵の御紋と剣梅鉢紋がそれぞれわかりますかね。





Img_703468z 御本尊の阿弥陀如来像です。
ホントはもっと明るいんですが、撮影を工夫して暗くしてみました。雰囲気でてますか?
なんだか森喜朗氏に似てませんか?!




Img_703482z 外では石仏公園がありました。
改修工事で不要になった敷石の石の再利用で、毎年数十体の石仏を祈願する当人に彫らせて、今は700体もが安置供養されています。
7月12日が万燈会で、夜には素朴な顔をした石仏が一面の灯りに灯された厳かな空間になるんでしょうね。

近くにあってあまり知らなかった如来寺の良さを、お蔭で少しかいつまむことができました。

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