「撮り鉄」撮影記録ストック 2沼部跨線橋
新幹線を高架の位置から初めて撮ってみました。
日暮里駅からは、有名な撮り鉄スポット、沼部跨線橋に来ました。東急多摩川線、沼部駅から徒歩数分。田園調布高校脇の新幹線と横須賀線を高架から撮れる数少ないポイントです。 広角で撮るとこんなロケーション。下りはこの先すぐに多摩川橋梁を渡る見通しのいい場所。新幹線も270km/hのフルスピードに乗ったあたりだと思います。
12月年末の土曜朝9時ころなんですが、僕の後でもう一人三脚で撮りに来ました。道を通る人も僕らをしげしげ見るでもなく、やはりよくカメラマンが訪れるとこなんですね。 初めてなんでどんなシチュエーションが撮れるか試行錯誤でしたが、手持ちなんで場所や角度をいろいろ試してみました。
しかし新幹線を正面から撮ると、連写で撮っても次のコマでかなり進んでしまいますね。手持ちでは思わず車両を追ってしまって、うまいポジションでなかなか捉えられませんでした。 それでもようやくポジショニングも安定してきました。
東海道新幹線は都会の通勤電車なみのダイヤ。次から次へと上下入れ替わりでやってきます。しかし今一番多いのは700系でしょうか。それとも、こだま運用を思ったら案外にこの300系も頻繁に来ます。 縦位置で撮ったらかなりダイナミックな構図になりました。隣の後から来た人は、三脚にこの縦固定で決め打ちしてたんで、慣れた方なんでしょう。白い筒にはやはりかないませんww。
しかしこれは下りの後追いで、架線が少しジャマしてます。右側の上り車線でこの縦でいいタイミングでは、この日は結局写せませんでした。 ごらんのように、沼部跨線橋は田園調布高校のすぐ脇。ときおり高校生も通るし、人の視線は多少気になりましたけどね。
しかし運行頻度の高い新幹線の高架橋として、キケン度が高いからかフェンスがかなり高いですね。「高」の字続きですw。物を投げる人もかつてあったんでしょうか。「投込み禁止」のJR東海の看板が視界をさえぎります。
横須賀線側にも在来線が頻繁に走りますが、近年この路線には湘南新宿ライン初め、さまざまな路線の車両が走ってにぎやかになってます。
これは団臨の183系ですね。 185系が回送で通り過ぎていきます。入れ替えで横須賀線E217系が来ます。
このほか、湘南新宿ラインE231系1000番台はもちろん、スーパービュー踊り子251系にも出くわしてちゃんと収めましたよ。 なんと今度は新成田エクスプレスのE259系に出くわしました。導入なったばかりのこの列車に早くも会えるとはおもいませんでした。
わずか滞在1時間あまりの中で、普段見ない車両たちにかなりの頻度でお目にかかれるとは、ここは在来線でもパラダイスですよねw。 新幹線がこの位置で上下線の交差が見られるタイミングがこの1時間の中でも何度かありました。
しかしうまく捉えられたのは700系のこの瞬間だけ。
次もし来るチャンスがあれば、あわてずもっとしっかり狙いたいです。まぁ今日はロケハンのようなもの。 この日はN700系をこうビシッと撮るのが目的だったんで、やっと最後にうまく入った、ってとこでしょうか。
しかし500系のぞみもここではこのアングルで撮れるので、その12時前後には今では人がいっぱいになってるのかも知れません。僕としては、もうそのチャンスを逸しましたね。N700系なんて今後いつでも撮れるのにw。 さてそろそろ沼部跨線橋を後にすると、住宅地の坂に東京都が設置した坂名の標柱が建ってました。「おいと坂」とは北条時頼の病を治した井戸があったという謂われが大森区史に書かれていたからと。
東京も、そこかしこに昔の由緒ある地名などの標柱が建てられてます。それらを体系だってまとめることがはたしてできるでしょうか?これはまた別のテーマになりそうです。
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