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2010年1月12日 (火)

ビジュアルブック「池波正太郎の世界」

100112_224516 「遠山の金さん」とか「水戸黄門」とかの、パターンの繰り返しや時代考証のいいかげんな時代劇に飽き飽きしてて最近は見てなかったんですが、池波正太郎の作品は漫画から入って、特に大島やすいちの「剣客商売」にはハマリました。
江戸中期、田沼意次の時代の生き生きとした活気あふれる江戸の町の暮らしぶりと、当時のほぼ確かな時代背景、地理的描写など、大島やすいちの精緻で丁寧なタッチでその空気が見る者にダイレクトに伝わってきます。そしてなにより、主人公の秋山小兵衛の生き様が飄々としててうらやましい。剣と人生の達人と謂われる所以です。

ドラマでは藤田まことが好演してたようですが、リアルタイムで僕は観てませんでした。再放送も何年か前にしてましたが、当時も何気に見過ごしてました。

さてその「剣客商売」をはじめ、池波正太郎の江戸時代の息遣いが感じられる物語を描きあげた世界を紹介したビジュアルブックが朝日新聞出版から出ました。
僕のように小説から入ってない者でも充分たのしめる、その世界観の奥深さを興味深く教えてくれるシリーズです。

特に物語の舞台としての江戸を現代と比較しながら追いかけられる特集、そして付録の古地図(ストーリーの舞台、注目スポットが記されてるのがいい!)などとあわせて、地図好きにはたまらないおもしろさが満載。まさに江戸そのものが描かれてるシリーズです。
池波正太郎といえば、必殺シリーズや鬼平犯科帳など人気作もたくさん。それらが複数回にわたって紹介される、全30巻の週間ブックです。ぜひ手にとってみてください。

剣客商売 5 (SPコミックス)

剣客商売 5 (SPコミックス)

著者:大島 やすいち,池波 正太郎

剣客商売 5 (SPコミックス)

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コメント

全30巻中、「剣客商売」が6巻分特集されます。飛び飛びですが、それだけはゲットしようかな?

しかし「真田太平記」は大河ではないですね。承知してました。それにボーダーラインとしては微妙ですが、全くのフィクション物は大河ではしませんね。(現代劇?の「いのち」は別)あっ、それは人形劇の「真田十勇士」かww。

投稿: joker | 2010年1月14日 (木) 23時28分

ビジュアルブック全巻買う予定ですか?私もこのシリーズは先日書店で見かけましたが、興味あるのは「真田太平記」だけですね。子供のときの記憶で「真田太平記」はNHK大河ドラマだと思っていたものが、NHK水曜時代劇だったのがショックで一大事件でした。

シリーズものは全部集めると大そうな金額になりますし、一部だと価値が低くなるので悩むところです。飛び飛びだと買い忘れる可能性もありますね。

投稿: Tadashi | 2010年1月13日 (水) 00時24分

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