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2009年2月21日 (土)

病明け、「百万石の大名展」へ

Img_107403z 「一週間のごぶさたでした。玉置宏でございます」ってどれくらいの人が覚えているでしょうかw。
先週から咳が止まらず、医者をハシゴして何日か会社も休んだんですが、風邪でなく結局喘息の気があるようで。でももしアレルギーだとしたら、ようやく思い当たるフシも出てきましたんでそれは後日にでもお話します。
今日はあちこち行きたかったのですが、時間も惜しかったので?ずっと歩きとおししてしまいました。
Img_107404z 最初は母が先日入院した金沢大学病院の前で。エントランス道路がまだ工事中なんですが、その中央分離帯のところに、工事開始以来撤去されていた金沢まちしるべの石碑が再設置されました。
[河内町(かわちまち)No34]加賀藩の老臣禄高一万七千石の奥村氏の下屋敷(家中町)があったところで、同家の当主が河内守に任ぜられたことがあり、明治の初めこの名がついた。
これで事故撤去されてる[同心町]以外の、219種制覇済みですw。
Img_107409z お目当ての石川県立美術館へ行くのに、寒い中つらつら歩いていたら、「金沢くらしの博物館」前へ来たので、せっかくだから入りました。今は古い「雛飾り展」をしています。江戸時代から明治・大正・昭和期の、七段飾りから御殿飾りなど、とても豪華なおひなさまがたくさん展示してあります。お内裏さまが左右まちまちに置かれていたので、正確にはどっち側なのかよくわかりません。
明治32年に、石川県立金沢第二中学校の校舎として建てられた古い木造の洋風建築は、石川県有形文化財の指定も受けています。入場は無料なのに、静かな空間だからか、来場は僕一人でしたけど・・。
Img_107410z さて、石引通りを兼六園に向けて歩くと、木曜にお世話になった国立病院の前に。今風で言うと独立行政法人国立病院機構金沢医療センターって長ったらしい名前。
加賀八家のひとつ奥村宗家の屋敷地に建てられたので、板塀がそのまま残されています。
ここは十数年前以来腎臓の病とかでもお世話になっています。姪が看護婦で勤めてる縁浅くない病院です。
Img_107413z_2 ようやく石川県立美術館に。お目当ては県立美術館のリニューアルオープン記念「百万石の大名展」[前田育徳会・尊経閣文庫の所蔵品から]です。
加賀藩前田家が保有していた文化財の管理をしている前田育徳会が所蔵している名品が、ここまで大規模に展示されるのは昭和38年以来46年ぶり。初代前田利家から5代綱紀のころまでの、加賀藩の歴史を伝える貴重な文物や、藩主から手厚く育成・熟成された幅広い美術工芸品の文化が、余すことなく公開されています。
ちょうど着いたころ、県立美術館館長の島崎丞氏のギャラリートークが行われ、一緒について廻って解説を詳らかに伺えたのでラッキーでした。
利家の若い頃の肖像では、剣梅鉢ではなく梅鉢紋だったとか、菅原氏でなく平氏を名乗ってたとか。陣羽織の模様はアップリケでなく象嵌であったり、後水尾天皇からの「忍」の御宸翰は、妻を徳川家から嫁せられた同じ境遇からの深い想いからであるとか、全国の万葉集写本の貴重なものは、金沢所縁のものが多いとか、とても貴重な話でした。
工芸品で言えば、図録の表紙にもなった蒔絵の美しい弓用の鷲の羽根を収めた箪笥や、足利義輝から紆余曲折あって信長から秀吉、そして利家の手に渡った有名な茶入、金箔で飾られた利家の甲冑、建物の金具類を保存整理していた百工比照など、数え上げればキリがないほどの素晴らしい作品が展示されました。
国宝22点、重要文化財76点もある、尊経閣文庫のまだほんの一部ですが、この貴重な機会にぜひみなさんにも見てもらいたいです。3月22日までです。

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