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2008年10月21日 (火)

倶利伽羅周辺の上と下

Img_101127z 源氏と平家の倶利伽羅峠の戦いとは、寿永2年(1183)、木曽義仲が10万の兵を率いる平維盛と激突。耳に松明を燃やした500頭の「火牛」で突撃した義仲軍に、驚いた維盛軍は夜半の奇襲に逃げ惑い、地獄谷に軍馬もろとも落ち重なって、過半数が死亡。あとは散り散りになって大敗したという有名な戦い。これで平氏の命運が決まった一戦。
Img_101109z 火牛の像もありました。しかし500頭もの牛を、気づかれずにこんな山の上まで連れてきたとは考えにくいですが、源平盛衰記にもはっきりと書かれている史実?のようです。



Img_101111z 倶利伽羅峠は旧北国街道でもあり、参勤交代や、芭蕉の奥の細道でも当然往来され、「義仲の 寝覚めの山か 月かなし」という句碑もあります。
舗装されず、江戸時代の原状をとどめる旧街道も、付近に約3kmも残っており、このたび地元の津幡町の文化財指定を受け、将来石川県の指定へ格上げも期待される。道本体の文化財指定は特に珍しく、距離も長く、往時の面影を残す学術的価値が極めて高いと評価されています。
Img_101088z 峠から東方を望むと、遥かに富山県の砺波平野が見られました。
晴天でも、遠くが霞んでいて、立山連峰はさすがに見られません。しかし往時のひとたちは、峠越えのたびに、こういう眺めを満喫できてたんですね。

Img_101120z 拡大してみました。ユニーがはっきり見えますw。砺波といえば、散村平野と習いましたが、今でもしっかりとその様子が窺えます。以前医王山からもよく見えてました。




Img_101144z さて、峠を戻ってきました。ここまで来てここに来ないわけにはいきません。
JR倶利伽羅駅です。津幡町でも富山県境に近いこのあたりは、駅はあるものの利用客がそう居るとは思えません。昔ながらの駅舎には見えますが、造りはそう古くないと思われます。
Img_101145z 中を覗くと、無人ではあるものの切符の自販機がありました。いや、さっきゴミを出してた人がいたので、管理する人は居るようです。改札があるとは思いにくいですが、入場はともかく、出るときはどうするんでしょう。北陸本線では、車掌が切符回収しないと思いますが・・。
左の各駅停車の時刻表を見ると、デイタイム一時間に1~2本です。これでは北陸鉄道となんら変わりませんね。
Img_101148z 駅の駐車場から、本線を撮るアングルが案外にいいです。島式1面2線のホームですが、その両側に待避線がある意外に広い構内に、架線柱がそんなにジャマしません。
この日はロケハンも兼ねてるつもりなので、いずれたっぷりと撮りに来ましょう。

Img_101153z 少し金沢寄りに戻ると、道の駅「倶利伽羅 源平の郷」の立派な施設が。歴史資料館や、飲食・温浴・宿泊・研修施設もある、いたれりつくせりの建物です。真新しく、近年に国交省と津幡町とで作られました。
しかし、国道8号線は今年バイパスが完成し、この前の道は県道に格下げ。往来する車も遠方からのは極端に減ったと思われます。
Img_101159z 今となっては僕のような物好きが、ちょろっと金沢から来るだけで、だいたいが近在の方の社交場になってる感があります。売店も地元の物産よりもコンビニに並んでそうなものがほとんどで、掛かる費用を考えると、また自治体の負担になるハコ物ということなんでしょうか。

静かな源平の里を後にして、陽の落ちるのが早くなったので、急いで残りの高架を撮りに戻ります。。

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コメント

山陽本線は前世代の直流電車の宝庫ですね。それに意外にもいろんなカラーリングされてるみたいで。僕は藤沢時代にリアル湘南色の洗礼を受けましたから、あのオレンジとグリーンの「みかん色」しか知りません。

金光教の団臨は有名ですね。それこそ東西からたくさんの種類の列車が集まるのでしょう。北陸からも行ってるみたいです。そのレポートも期待してますよ。

投稿: joker | 2008年10月22日 (水) 23時24分

北陸ののどかな地帯ですね。
北陸の地形は詳しく解りませんが、北陸本線が走っている限り、日本海からは
極端に離れてないみたいですね?
やはり『本線』の駅ということで、駅舎内も自動券売機とかがあるんですね。
先日乗った小浜線はバスと同じシステムでしたから、本線との違いを感じました。
小浜線に乗って敦賀駅で思いましたが、改札の駅員さんは、よく値段
覚えてますよね。整理券渡したら率直で「はい、200円ね」って言いました。
地元か長年努めてる人しか値段はすんなりと出てきませんよ。

ついこの前、岡山県の伊部(いんべ)へ『備前焼まつり』に行きましたが、
普段はなかなか客足がないこの駅にも、駅舎内が人込みでごった返して
唯一の人が手売りする券売所が長蛇の列で、駅員の伊部観光協会の方2人が
てんてこ舞いになってる姿を見ました。赤穂線も全駅に自動改札機+自動券売機を
導入して欲しいんですが、岡山地区でも『ICCOCA』が利用可能となり、
関西圏の『ICCOCA』利用可能エリアと繋がれば、岡山への移動客が
ICCOCA利用で在来線で移動して、新幹線の利用を拒んでしまいますからね。

僕も一眼レフ手に入れてから、岡山地区の撮影ポイントを探してますが
良い場所が見当たりません。地元じゃ221・223系しか撮れないから
全く面白み無いですね…。
岡山地区だと、115系だけでもバリエーション豊富ですからね。
湘南色にJR西日本(岡山・関西圏、広島地区)標準色、瀬戸内色と多種多様
あります。車両に関しても3ドア車や2ドア車も。
117系では下関や一時期岡山地区への応援で標準色の宮原車が走ってましたが
岡山地区はホワイト・オレンジベースの『Sunライナー色』一色です。
その他に最近では元網干電車区の113系も走ってたり、元日根野電車区の
水色の103系?や、岡山電車区転用のマスカット色103系?が走ってたり、
夕方には必ず岡山より福塩線の専用列車が福山へ回送されたり、瀬戸大橋での
活躍を離脱した本線用の213系(3両+3両)とか、懐かしの昭和車が撮影出来ます。
本当に貴重な電車ばかりで決して『電車の墓場』だとは思いたくないです。
11月は、いよいよ『金光教立教150周年』の記念行事が開催されるんで、
北陸地区の485系とかEF81牽引の14系客車とかキハ181系とか、かなりの
団体列車が集結するかもしれません。前回の金光教の行事での団臨では
九州より500系新幹線で福山へ来て、そこから223系網干車で金光へ来た
という情報も『鉄道ファン』に載ってました。とても楽しみです。

投稿: ナベちゃん | 2008年10月21日 (火) 10時31分

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