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2008年8月15日 (金)

鶴丸倉庫の内部公開!

Img_90301k やっと会社も盆休みに入ったけど、今年は世間の皆さん同様節約でどこにも行きません。せいぜいが街中。けど元々観光地の金沢、あいかわらずの金沢城へ。
14日は国の重要文化財にも先日指定された、鶴丸倉庫(金沢城土蔵)の内部特別公開。早速朝から出かけることに。
Img_90305k 毎年夏に金沢では、「かなざわ・まち博」と題していろんな企業や博物館など市の機関がタイアップして、体験会やセミナーなどが市内各所で毎日開催されています。鶴丸倉庫の公開もその一環として本日だけ。S氏と時間を約束して朝から歩いて向かいましたが、さっきまで大雨の市内、湿度でもう早くも汗まみれです。
Img_90306k 約束の9時半になりましたが、S氏はみあたらず、そのうち来るだろうと思い先に中に入ることに。
藩政期の全国の城には、こういった土蔵が珍しくなく、金沢城内にも複数あったようですが、明治になって石垣上の土塀が破却され松などが植えられたように、新政府によって隠匿性の高い建物は次々壊されていきました。
Img_90307k 金沢城でも唯一残ったこの土蔵も近年まで、藩主が立ち去った明治初期に、代りに主となった陸軍が建てたものと理解されていました。最近の研究でようやく江戸後期のものと確認され、このたび国の重要文化財に指定されたわけです。
この種の土蔵で残っているものは全国でも数が少なく、また最大規模なもので、その文化的価値の高さが認められました。
Img_90315k 内部は2階建てで急な階段があり、壁面もすべて板が張られています。
弘化5年(1848年)に建てられた鶴丸倉庫は当初武具土蔵として使われ、陸軍時代には被服庫だったと当時の資料にあります。戦後の金沢大学時代にも、資料保管庫として近年まで使われていたそうで、本来の倉としての役割は長い年月経っても有効であることの証明ですね。
Img_90317k 格子窓から外の眺めです。なにしろ暑い日ですが、そんなときでも窓を全開にして風を通せば、中の物も保ったもんでしょうか。しかしそれでも汗は止まりません。




Img_90319k 22m×15mの、かなり広い蔵です。2間ごとに9本のかなり太い柱で支え、構造も独特です。すこし埃っぽい古い木の匂いがする暗い空間は、三十間長屋などとも共通ですね。蛍光灯やコードがむき出しで梁などに直接釘打ち付けられているのが、やむなしといえばそうですがザンネンかな。
結局S氏を待てず、暑さに耐え切れなくなって出てしまいました。
Img_90328k 鶴丸から本丸に登る途中で、石垣をくりぬいた内側を煉瓦で囲われた穴があります。
明治になって入った陸軍が、通行の便として石垣を壊して作ったトンネルです。こういう遺構も他になく珍しいですね。
河北門の石垣も最後の8段目まで積まれてましたが、暑さで撮りに戻るのを忘れました。この日はこの後鉄撮りのつもりでしたが、またいつ雨模様になるかわからず、しょうがなくバスで県庁へ本を買いに行って早々と帰途につくことにしますw。

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