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2008年5月12日 (月)

「金沢市歴史のまちしるべ」3

Img_85097z 金沢大学病院の裏の急な坂を下りたら、五社のひとつ椿原天満宮なんだけど、その坂は[天神坂(てんじんざか)]No314 昔は田井天神って言ってたそうで。
小立野から桜町は、10年ほど前の小立野トンネル開通までは、この急で危険な坂が唯一のルート。しかし古くからさまざまな人の思い出や曰くがありそうで、懐かしい坂のようです。
Img_85112z さて、桜町に下りてから、一気に金沢駅前までバスで来ました。安江八幡宮へ行くためですが、新しい金沢駅東口は、これでも旧町名の宝庫。大きな構造物は、本来複数の町名に分かれていました。
[旧木ノ新保(きのしんぼ)]No139 藩政初期の金沢城西側にあった石川郡石浦庄木ノ新保村がこの地に移されたことから。
Img_85114z なんと今確認したら、金沢市のHPでここが抜けてました。[笠市町(かさいちまち)]No不明 したがって現在総数は218箇所、踏破は92箇所です。Tadashiさん、あの本でNoわかりますか?
このあたりに笠問屋が並び、加賀の菅笠と諸国に広まった笠の市が開かれたことから。
Img_85133z 笠市から小路の住宅地を入って、浅野川沿いに上ります。[旧塩屋町(しおやまち)]No142 は、なんと民家の敷地内に石碑がありました。ガーデニングに隠れて、下までよく見えませんw。この先もこういった石碑がときどきあります。
藩政初期には、塩問屋が大手門付近にあったが、この地に移転してきたため。そういう移転した類の町名がたくさんありますね。
Img_85138z 小橋の堰のところの公園に、[旧岩根町(いわねまち)]No134 藩政初期、馬術の名人岩根十蔵が開いた馬場があったので。
この下に、辰巳用水の浅野川への放水口があります。

Img_85143z 兼六園の手前で二筋に分かれた辰巳用水は、ひとつは西外総構堀となって鞍月用水と柿木畠付近で合流します。もう一筋は広坂通り・尾山神社前・近江町市場を流れて、ここに到達します。
対岸から放水口を撮りましたが魚道と重なって判別しにくいです。ここまで全長16.5km。犀川の水がまちなかを潤しながら、浅野川に注ぎます。
Img_85150z [小橋町(こばしまち)]No156 浅野川のこの橋が小橋です。藩政時代には、犀川大橋・浅野川大橋とともに、金沢の三ツ橋と呼ばれていました。
付近には江戸期からの老舗、飴の俵屋さんがあります。

Img_85155z [旧水車町(みずぐるままち)]No159 松任から来た油屋が用水に水車を掛けて灯油などの製造を行っていました。
小橋からここまで、新しい道路が出来て判別しにくかったのですが、S氏が持っていた古いガイド本には、この後ろの個人宅が名前入りで載っていたのでわかりました。個人情報保護にこだわる現在では考えられませんねw。
Img_85157z 森山へ向かってその新しい道の交差点。[旧御仲間町(おちゅうげんまち)]No160 元禄のころは御馬屋町と呼ばれ、藩の馬の世話をする仲間(ちゅうげん)の組地があったことから。

今日はここまでとします。次回はいよいよ東山へ向かいます。


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コメント

僕は石碑の解説は、金沢市の「歴史遺産保存の取り組み」のHPを参考にしているんですが、それすらも完璧ではないってことになりますね。本を販売してくれるより、この地図を位置含め間違いなくしてくれればOKです。僕は今踏破したところを昭文社の地図でしっかりマーキングしていますよw。

投稿: joker | 2008年5月15日 (木) 23時06分

ダウンロードの地図ようやく見つけました。本当に見にくいですね。確かに141が2つ・・・。まちしるべ本の折込地図はまた調べてみます。五宝町は139で?と書こうと思ったら旧木ノ新保が139ですね。どんどん碑が増えて番号がずらしているのかもしれませんね。前回の本発行が2004年ですからそろそろ新しい版を出しても良いと思いますが、今後は有償販売してほしいですね。

投稿: Tadashi | 2008年5月14日 (水) 12時53分

ところが、141は五宝町についてるんですよ。見にくい地図では確かに141と読めるんですが、五宝町にも141と読める印がついていて、これを誰も正さないのかとフシギに思っていますw。

投稿: joker | 2008年5月13日 (火) 00時36分

笠市町はNo.141です。初版ではNO付いていませんでしたが、最新2004年版ではそうなっていますよ。

投稿: Tadashi | 2008年5月13日 (火) 00時04分

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