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2008年2月18日 (月)

辰巳用水の三段石垣

Img_77506s 江戸時代に辰巳用水の維持管理のために造られた三段石垣が、このたび確認された。新聞の報を見て矢も盾もたまらず、休日のこの日、雪が激しく降るさなかにも係わらず、犀川上流の辰巳町へ車を走らせた。
ここは以前、犀川探訪で上流域を訪れたときに通ったが、今でも畑の脇、辰巳用水が暗渠から開渠になるところ、普段でもむき出しのはずである。草木の茂みや土に覆われていたとはいえ、伝えがあれば今まで見つからなかったのがおかしいくらいだ。
Img_77514s 昨年11月から金沢市埋蔵文化センターが伐採を進め、全長260m、高さ8mの壮大な三段石垣がその姿を現した。
昨日からの大雪に、かなり埋もれてしまったがその重厚さがわかるだろうか?「文化6(1809)年辰巳用水絵図」にも現在と似た形状で描かれ、発表時の写真で隅石には大きな石材を使用したり構築方法が複数あるなど、城の石垣とも遜色のない造りになっている。
Img_77526s 前田家が辰巳用水を重要視していた証左だ、と埋蔵文化財センターも国史跡指定への弾みとして、今後石垣の調査を進めていく予定だ。
忽然とこの普段静かな農地の谷あいに、大規模な史跡が現れたようで、同じ犀川河畔の者として見ておかずにいられなかった。

Img_77529z 道路の反対側は犀川である。造成当時は石垣のそばまで分流してたようで、その水流から用水を守るためでもあったろうとか。
雪が激しくなってきた。この間他車に一台も遭遇せず。近在の人もこの重要な発見にピンとこないのではないかというくらい、普段も人通りは少ないところだ。
しかしちゃんと、多分今朝のうちに、市は除雪車で道路交通を確保している。でなかったらこの辺、閉じ込められてしまいそうな雪だった。

Img_77533z 上の写真の先にある「ほたる橋」の上で。この道路は最近できた立派な橋だ。
1年半前の夏の探訪では、静かでのどかな空間だったが、やはり雪深くなると住むにも厳しい土地だ。家から5kmほどしか離れてないのだが。








Img_77553z 戻りしなの犀川沿いの道で。花里ゴルフセンターの前だが、雪のないときでもいつも気になっていたお地蔵様だ。
たぶん昔の水害での犠牲を弔うとかかも。下菊橋の対岸でもお地蔵様がいるし、昔は橋が流されたとかよく水害の話も聞いた。近年はダムもあり、生まれた後めだった話は聞かないが、市の出すハザードマップでは、自宅のある一帯は第一級の危険地帯だって。
今日は雪ニモマケズ上流を探訪したよ。

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