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2007年12月14日 (金)

サッカー日本代表岡田監督 講演会

Sh0712121 水曜日は、今をときめく人の講演を聞くことが出来た。そう、サッカー日本代表監督岡田武史氏だ。
地元PCベンダーの展示会に呼ばれたが、そのセミナー基調講演「個を活かす組織づくり」と題して岡田氏を当初から招聘していた。ヒマ人を呼んでそれなりの人財をテーマにした、企業経営にも役立つ話となるはずだった。しかし、突然に日本で一番多忙な人のひとりを迎えることとなり、開催も危ぶまれるほどとなったが、年内の講演予定は全てこなされるということで、せっかくの金沢来訪もトンボ帰りとなるが、わざわざにお越しいただくことができた。
急遽設定変更した広い会場一杯の聴衆に、ベンダーの社長さんが司会し、最後に「祝・就任」の垂れ幕と花束贈呈。終始和やかな雰囲気の中、ユーモア交え講演慣れした論理立った話に、会場皆集中して拝聴し感動が渦巻いた。日本代表の未来を岡田氏に託して安心だ、と確信が持てました。
前日にメンバー33人を発表したばかり、本格始動直前のナーバスな時期に、マスコミにもナイショの話も少し聞けたが、彼の卓越した理念を少しだけかいつまんで披露したい。

今まで就任した3回の監督は、すべてどん底からの建て直し(加茂監督解任のコーチから昇格の日本代表・J1時で契約後J2に落ちた札幌・ブラジル人監督解任後の横浜M)だったが、今回はそうではない。今回はしないが、前3回には自分のPhilosophy[哲学]を示した。[Enjoy][Thinking by yourself][Concentration集中][Communication]。
札幌の初年はムリヤリ世界のサッカーをしろと教えたが失敗して5位。二年目は選手の個性を生かしたプレーさせてダントツの優勝。
今自分が何をすべきか、チーム全体のことを考えさせ、選手が育つジャマをしない。
今目の前で出来ることに集中させる。お互いを認め合うことこそが団結力を強めるコミュニケーションだ。など、失敗と面白い実例を交えて話された。
また、本来浪花節な性格だが、責任を全うするためあえて冷徹に接した。選手と飲むこともしない。情で使って自分のスタイルにムリに合わさせて選手生命を絶つより、突き放すことでその選手の寿命を延ばすこともある。それがブロフェッショナリズムだという。

横浜の監督を辞めたとき、ソフトバンクの王監督から花を贈られたなど、面白くて貴重な話を他にもたくさん聞けたが、とても一口では伝えられない。しかしこんなに論理的に、しかも選手を尊重している監督とは今まで思ってなかった。
前の岡田氏以来外人監督が続き、よっぽどの理由がないと日本人は選ばれないと思ったが、思いがけないきっかけで、しかもこの人しかいない!という状況でまた就任された。前回就任時は脅迫状なども来たそうだ。今回もご家族は心配してるという。でもみなさん安心してほしい。岡ちゃんに任せてもきっと大丈夫。ぜひ来年の3次予選を期待していてください!!

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