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2007年10月 3日 (水)

石川門太鼓塀、修復は現代工法とコラボ

Img_62344s 金沢城石川門の太鼓塀修復に、控柱を江戸期の形態に復元する工法の検討に、現代的な工法と材料を採用する見通しとなった。
以前記事にしたとおり、現在は写真のように明治期の陸軍が施工した斜めにコンクリート棒でつっかえした、いかにも、という支えになっているが、発掘の結果、平行な貫を通した地面に垂直な控柱だった江戸中期の形状に復元されることになった。
しかしそのままでは、木製の柱が地面に差し込まれ根元が腐食しやすく、さらに引き抜きの力に弱いという問題点があった。
Img_37162s そこで石川県教育委員会では、控柱の根元を石製柱として上部の木製柱と金属製の心棒でつなぎ、地下はコンクリート製基礎を置いて石製柱をしっかり固める復元案を作った。史実とは異なるが、木製のままだと腐食や破損が進み、耐用年数が短くなることから維持管理費も嵩み、文化財保護の観点にも悖る(もとる)ということで文化庁にも理解を得る、としている。
写真は先年復元された鶴丸塀だが、この控柱も実際土台には石を用いて木製柱の掘っ立てにはなっていない。石川門太鼓塀の復元イメージはこれに近しくなる(貫は2本だが)。「けっして石川門の風格を損なうことはない」ということだが、当然だ。むしろこの腐食対策をどうするか注目だったが、現代工法とのコラボに落ち着き、安心している。なにしろ早期の復元完成を望む。

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