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2007年10月 6日 (土)

金沢城大学公開講座「金沢城と伝統技術」

Img_65974s 世界遺産登録を目指して、石川県の金沢城調査研究室が研究所にこの4月から格上げになったのを記念して、金沢城大学公開講座「金沢城と伝統技術」が開かれました。
金沢城大学とは、一般の人たちに金沢城の発掘や文献などの調査研究の成果を講義する、無料の勉強会なのだが、年間の登録制でしかも平日日中開講が主体。とてもリーマンは参加できなくて、リタイヤーや自営業の方たちばかり。
今日は特別の公開講座で誰でも参加できる土曜の開催とあって、広い講堂のある県文教会館に約150人ほど集まった。しかしやはり内容から御歳を召した方が多くて、若者?は僕と城好きの外部SEのS氏くらいだった(笑)。
Img_65967s それでもS氏によると、公開講座の割りに参加者は少ないらしく、テーマがいまいちぼやけていたからか。カラーの多ページのパンフももらい、講演内容はそれを読んだだけで充分、というぐあいであまり真新しさを感じなかった。やはり日本歴史研究の欠点が、この金沢城ひとつ取っても顕れたみたいで、石垣、襖絵、建築、庭などのパネラー専門分野と、江戸時代前期後期の違いなど、トータルに結びついた全体研究はまだまだこれから、という気がした。
写真は5代前田綱紀が収集した「尊経閣文庫」内の「百工比照」にある建築工藝資料の一部、柱や梁などに施される[釘隠し]の例である。二の丸御殿の復元の際には、再現のための検討材料になるのは間違いない。
Img_65949s パネルディスカッションの前、京都造形芸術大学の中村利則教授の講演の中に、先日新聞発表もあった、金沢城辰巳櫓の造形についてのレポートがあった。二層の櫓に、全国でも珍しい[唐破風][千鳥破風]の出し(出窓)が並んで設けられていたという。現存する中では、京都西本願寺の「飛雲閣」しか例がなく、城郭ではみあたらない。
新聞で見たCGではなんだかみっともない気もしたが、繁華街から一番目立つ高石垣の上に鎮座するはずで、早期の復元をしてくれたらまた名物が増えることとなるだろう。

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