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2007年8月 2日 (木)

加賀藩、松本藩と密約!

越中黒部奥山の木材搬出ルート確保のため、加賀藩が信州松本藩との間で、1838年(天保9年)に塩の供給を条件に[信州-飛騨]間の新道を通行する密約を結んでいたことが、富山県立立山博物館の研究でわかった。
「御番所」(関所)の新設を示した絵図と、加賀藩家老、本多政和の覚書から明らかとなった。加賀藩の山林管理「奥山廻り」の一端を示す新事実で、館長の米原寛氏は「物流経済が政治に先行し、幕藩体制が緩み始めた江戸時代後期を象徴する出来事」としている。[北國新聞より抜粋]
江戸時代、越中(富山県)も加賀藩を始め前田家の領地であったのはご存知と思うが、その山間部の木材を消費地である江戸などに搬出する際、山伝いに峠越え南下して運んだ方が費用も少なくて済むのは理解していただけると思う。このとき飛騨から焼岳峠を経て松本に至る新道が開通され、安全なルートとして使うため、加賀藩と松本藩の交渉が始まった。当然幕府に無断で各藩同士の交渉ごとなど禁止されている時代、幕府の目を盗んで交渉成立。国境には御番所が建てられ木材の盗材監視や塩の闇流通[洩塩]の摘発にあたった。[信濃飛騨境見取図][新道筋明細絵図]には交渉前後の推移、御番所の位置なども描かれ当時の様子が窺える。
8月26日まで、立山博物館の「奥山巡見-奥山廻りのダイナミズム」展で展示されている。

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コメント

近江の武将をモデルにしたキャラクターが出てるみたいです(≡^∇^≡)
http://ameblo.jp/7kenshi/

投稿: にゃんにゃん | 2007年8月 3日 (金) 11時55分

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