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2007年5月 7日 (月)

「能登」の列車旅

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5月4日は野球を見る前に日帰りで能登高岡へ行った。能登へは地震以来というか、何年ぶりだろう。のと鉄道も実は初めて乗る。
普段は天蓋外の七尾線専用4番ホームから出る415系もなぜか7番から。ヘッドマークには「元気宣言!能登」の文字が。GW期間中観光客も普段並に回復しているらしい。なんにせよよかった。。

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七尾線の駅を車窓からちょっと撮る。ガラスの水滴痕がうまく取れてなくて、なんだかフォギーがかかったように見えて却って雰囲気でてる? 「本津幡」では古い木造駅舎のままだし、べつにここいらでは珍しくもなんともないが、誰かさん(鉄○の旅とか)に言わせるとこういうのがすごくいいんだって?20年くらい前までどこにでもあったと思うけど、ありがたがられるとは確かにちょっと寂しい時代になったわけだね。Img_50517s
「敷浪」では八重桜がまだ満開。のどかに鈍行列車は走るけど、金沢から七尾まで約1時間半、奥能登まで行けば3時間から4時間もかかる。能登線が走ってた頃のうちに珠洲なども行きたがったが、ともすると名古屋以上に時間がかかる遠さに足も鈍っていたのは確か。こりゃ観光客を鉄道で奥能登に呼ぶのは至難の業だったろう。もう一工夫なにかが欲しかったと思うが今となっては残念だ。

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「七尾」駅に着いたがここで「のと鉄道」に乗り換える。JRは次の「和倉温泉」までだし特急はそこまで行く。しかし各駅停車は地元の利便性を考えて七尾までとし、ここからは「のと鉄道」が第二種鉄道事業者として乗り入れる。一昨年能登線を廃止するのと同時に車両も一斉に更新し、今は写真のNT200型のみの運行だ。

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前任のNT100型より一気に2m長くした新潟トランシス製の18.5m車は、車内は意外に広く、バリアフリーにも配慮しながら居住性がいい。モーター音を響かせながら最高速度95km/hで、意外に駅間距離のある路線を(33.1kmで8駅)快適に走る。
しかし「能登中島」まで16.3kmを510円ではちと高すぎないか?
車内では能登復興にむけた短冊や子供の描いたポスターなどが。

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普段の能登の海と傍目には変わらないように見えるが、そんな車内の一コマでも地震があったんだと、思い起こさせる。和倉温泉や七尾では、それなりの観光客が居たが、それより先は皆さん地元の人ばかり。行きの車内は僕を含めて3人ほどとなった。この季節、鉄ちゃんがもっと居てもいいと思ったが。

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待望の「能登中島」に着いた。ここでは写真の郵便車「オユ10 2565」「NT800型」が静態保存されている。地元の[ふるさと鉄道保存協会]が所有し、車内で郵便仕分け体験が出来るイベントなども開かれるが、それは前日だった。まぁどうしてもしたいわけじゃないのであえて混む日を避けたのだけど。


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「のと恋路号」などに使われたパノラマカー「NT800型」だが、往時の面影なくところどころ錆が浮き出していた。
これでわずか5年前まで能登内浦一周していた頃に、なぜ行けなかったのか悔やまれる。




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戻りの列車は学生たちも(部活だろうか)大勢乗り、一気に賑やかになったが、そんな地元の人々のくらしとともに、いつまでもここに在りつづけてほしい。実際奥能登へ行く手立てはバスなど自動車しかないと思うと、途方に暮れるほど遠く感じるようになった。

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