« 今年の金沢の桜! | トップページ | 満開の犀川沿岸の桜 »

2007年4月 9日 (月)

紙芝居の中の怪獣

Img_47318 その後、かねてから行きたかった唐沢俊一氏の講演会に「金沢21世紀美術館」へ。先日紹介した開田裕治展にあわせた怪獣関係の講演である。開田裕治展は8日まで開いていて、帰ってきたウルトラマンのLDボックスジャケットは下巻になって、夜のウルトラマンが凛として立っていた。
さて講演だが、最初に講談師「旭堂南湖」氏の紙芝居口演があった。師は大阪で活躍する若手ニューウェーブの一人らしく、紙芝居「原子怪物ガニラ」を発掘して高座にかけている。
紙芝居というものは、知っている人は知ってるだろうが、印刷でなくて一点もので、紙芝居貸出協会?(現存!)というところから紙芝居やさんが借りて町の子を集めて上演。一作6枚ほどの続き物で、黄金バットなど種々の3作くらいを一日で演じ、続きを見たかったらまた来週おいで・・ってな感じで演っていた。この日上演の「原子怪物ガニラ」も、延々13話以上の大作で、なんと一気に13話まで演じてくれた。都合3ヶ月分だ(笑)。しかしこれでも完結しないという。あとの話は・・見つかっていないそうだ!一点ものの紙芝居は、いまや博物館や図書館に並ぶもので、しかも現役時にあちこち貸し出されたものだから散逸しているものが多いらしい。上野の下町風俗資料館で第1・3日曜に上演されている「ライオンマン」も映像で見せてもらったが、これも途中までしかないという。
「原子怪物ガニラ」は手塚治虫と名作「新宝島」を共に描いた酒井七馬が佐久良五郎名義で作った作品。客船船長のような格好をしたカニ漁船船長親子が、氷山のあるカニ漁場で大漁に喜んでいると、巨大な緑のカニの怪獣「ガニラ」に延々と襲われるというストーリー。昭和30年代と現代の情報量のギャップにも笑わせてくれる一幕でもありました。
その後唐沢俊一氏の講演へと移るのだが、当時の世相とテレビの時代へと流れる怪獣など子供の興味の対象の変遷を、彼独特の視点で解説してくれたが、ウルトラマン以降の世代としてうなずくことばかり。あっという間の二時間だった。
写真は購入した開田裕治氏の同人誌と、サインしてくれた唐沢俊一氏の本です。フライデーにも連載してた奥様のソルボンヌK子氏のマンガとコラムのページも載ってる、発売されたばかりの雑学の本です。

|

« 今年の金沢の桜! | トップページ | 満開の犀川沿岸の桜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今年の金沢の桜! | トップページ | 満開の犀川沿岸の桜 »