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2007年4月 2日 (月)

バラエティ マンガ書評 ⑩

石川雅之という作家は、モーニング誌上で「週刊石川雅之」を見たのが最初だったが、実際「見た」だけで読みはしなかった。でも独特の丁寧な筆致で、作歴は長いのかな、としか思ってなかったが、よもやデビュー間もないとは知らなかった。そのうちアフタヌーンでの紹介ページでかわいい細菌たちとリアルな登場人物が面白そうだったので、いつか読んでやろうと思ったのがこの「もやしもん」
モーニングからやはり派生した増刊が独立したイブニングに連載して既に大人気。子供のころから細菌が大きくなって見えるという、影のうすい主人公が、某農大に入学するところから始まるこの作品は、祖父と知り合いのそこの教授と農大独特の個性を持った先輩たちがキャラが立ち過ぎていて面白い。細菌なので発酵について学べるし(特に酒を密造している・笑)、農大という特殊?な世界の日常が、全国の大学生にも受けているようだ。学園の中が東京農業大学かと数多から訊かれているようだが、全く架空らしい。生協の白石さん「東京農工大」ともちがうのかな。コラボすると面白いだろうに。
数々の細菌も、ぬいぐるみになるほどかわいらしく登場。その性質に合わせてデザインもしっかり再現?されているからたいしたものだ。緻密なストーリーはページの進む時間もかかって読み応えがある。インフル小康の病床で4巻分読むのにかなり掛かった。
しかし農大のわりにはキレイな女性陣が多いのは作りすぎ?(偏見?)。石川雅之はよくある[男は適当なのでキャラの描き分けは簡単だが、女は美しく描くのでみな同じになってしまう]傾向に近いのか、そんな感じだ。リイド社の時代劇雑誌「乱」にも[人斬り龍馬]を一昨年連載していて単行本になっている。掲載時は飛ばして読んでなかったので、近々彼の作品は全部揃えてみたい。

もやしもん 4―TALES OF AGRICULTURE (4) Book もやしもん 4―TALES OF AGRICULTURE (4)

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