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2007年3月11日 (日)

甦る?「辰巳櫓」

Img_25468s 金沢城の復元計画の中で、将来的に目玉となるであろう、「辰巳櫓」について、財団法人北國総合研究所がCGで再現した。この週末から金沢ケーブルテレビの「北國新聞ニュース24」のときめきQふるさと講座で、「金沢城『再現・辰巳櫓』と石垣の美」と題して1時間番組が放送されている。
写真のように広坂交差点、(兼六園真弓坂入口と21世紀美術館・石浦神社)という、街中から一番金沢城を望む目立った石垣の頂点が辰巳櫓の跡地である(辰巳というからには南東である)。ここに櫓が立てば、石川門続櫓に負けない金沢のシンボルタワーとなるだろう。高さ27mの高石垣上に、14mの高さの二層櫓が宝暦9年(1759)の大火まで存在していた。僅かな絵図面などの資料によると、南面の宮守堀(いもりぼり)側に唐破風と千鳥破風の出し(出窓)がある珍しい構造になっていたようだ。
Img_34113s しかし写真を良く見ると、石垣が4段構えになっているのがわかるだろうか。明治40年ころに大崩落があり、当時城内にいた陸軍第九師団によって今のような形に組みなおされた。そのため実際の櫓は下から二段目の石垣が延長していった先にあったようだ。
今では石垣上まで登ることが出来る。そこからの街の眺めは絶景だ。左奥は兼六園、下は宮守堀跡、右は県庁跡から香林坊など繁華街が見える。しかし足元の石垣は当時の応急処置というか明治の技術の拙さでガダガタだ。ここに立派な櫓を組むためには石垣から研究して積みなおさなければならないだろう。新幹線には間に合わないが、新たな金沢のシンボルが屹立するのはいつのことになるでしょうか?

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