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2007年1月 9日 (火)

バラエティ マンガ書評 ⑧

新年最初のマンガ紹介は、松本大洋の「竹光侍」
アニメ映画で「鉄コン筋クリート」が近々、実写映画の「ピンポン」が数年前に公開された作者の作品だ。しかし今までの独自な筆致やスピード感、ファンキーなストーリー立てを覆し、なんとも味のあるこれも別な意味の独特の作風となった時代劇を著した。
コマの縁取りはフリーハンドのベタ、デッサンは相変わらず狂ってるがその筆使いは浮世絵すら思わせる。原作は盟友、永福一成によるが、確かな時代考証と言い回し、風俗はよほどの探求がないと描けない。
ストーリーは謎の過去をもつ剣の達人が信濃から江戸の長屋に移り住み、名刀を売って竹光を仕込む。其処での心温まるヒューマンストーリーが展開?の様子だ。それはそれでよいのだが、最近、たとえば同心をリタイヤした主人公と市井の人々との、なにげない暮らしの中の光を泥臭く描くドラマなどよくテレビでも目にするので、テーマとしてはよいがあまり頻繁にやられると、そういう視点しかないのか!とか思ってしまう。ただテレビ時代劇は制約上ウソも多いが、マンガは話数制限もなければ読み返せるし、この作品は考証もかなり正しく反映している点期待がもてる。なにより松本大洋にとっつきにくかったのに、こんな作柄であればのめりこんでしまいそうだ。

竹光侍 1 (1) Book 竹光侍 1 (1)

著者:松本 大洋,永福 一成
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鉄コン筋クリート (3) Book 鉄コン筋クリート (3)

著者:松本 大洋
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