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2006年12月13日 (水)

バラエティ マンガ書評 ⑦

最近相次いで、二つの運命の試合が始まった。ビッグコミックスピリッツ「ラストイニング」少年サンデー「最強!都立あおい坂高校野球部」だ。
駅伝マンガの「奈緒子」などで知られる中原裕が送る「ラストイニング」は、甲子園出場(埼玉県優勝)しなければ廃部の運命を背負わされたOB監督とともに一年間弱小だったチームが試練を乗り越えて、いよいよ夏の県予選初戦がスタート!現役時代に審判を殴って行方をくらませていたが、校長に乞われて監督となり、キャッチャーの経験と野球賭博の助手?をして多くの試合を分析していた実績から、ユニークな論理で選手たちを育て上げ、廃部の運命からいよいよ立ち向かうという、本編のメインイベントが始まった。これからは試合のシーンが続き、ライバル校監督との因縁の対決なども見ものとなる。
「奈緒子」の真面目なストーリーでおとなしくなったか?という中原裕の、ワイルドぶりが復活したと思えた序盤だったが、この監督も妙にまとまった性格に落ち着いちゃったカナ。でもまだこれからの試合の連続がたのしみだ。

「あおい坂高校・・」は「リベロ革命」や「鳳ボンバー」でスポーツ漫画を手がけてきた田中モトユキの出世作となるか?という作品。こちらも弱小都立高校に、リトルリーグからの幼馴染5人の一年生が集結、ピッチャーのキタローを中心に、あれよあれよと決勝に進出!一年先輩のやはり幼馴染でセンバツ優勝のライバルとまみえる事に。初回にはやくも2点先制した。
涙と感動を誘うストーリー作りだが、しかしちょっと奥行きと深みが感じられない。画的にはより軽いあだち充のほうがまだ画に反して重みがある。やはりベテランとの差か?
単行本もいままで9巻、つまり2年の連載だが、この決勝戦が終わったら、おめでとうよかったね、チャンチャン! で終わってしまいそうだ。 そうならないためにも、この決勝がより感動を呼ぶように期待したい。
久しぶりに本誌で飛ばさず読んでる野球マンガ2作でした。

ラストイニング 11 (11) Book ラストイニング 11 (11)

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最強!あおい坂高校野球部 8 (8) Book 最強!あおい坂高校野球部 8 (8)

著者:田中 モトユキ
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