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2006年11月 3日 (金)

水上バスの旅 ③

Img_36553s 浜離宮横の東京中央卸売市場(築地市場)だ。海から見ると、毎日引っ切り無しに魚運搬船が横付けする姿が浮かんでくる。
江戸の魚市場はさっき見た佃島に家康が大坂から漁師を呼び寄せ、江戸城に献上させる残りを日本橋で売らせたのが始まりです。やはり関東大震災で日本橋の魚河岸は壊滅し、仮設の芝浦から海軍兵学校のあった築地へ大正12年移り、昭和10年に今の規模となり鉄道・海運両方から、扇状の建物で全国から新鮮な海産物などを荷受しています。昨年実績で1日3,300トンの魚・野菜を取引しています。
今やここも手狭となり、平成24年には江東区豊洲に移る予定です。
Img_36561s_1 「浜離宮庭園」に入る水門です。遊覧船が一隻通るのが精一杯の幅。かなりキケンですね。後ろには築地の朝日新聞が見えます。このあたりは聖路加病院から歌舞伎座・築地市場・新橋駅・国立がんセンターなど、地方にいてもニュースなどでよく聴くスポットが林立している。
こんな都会の真ん中だが、海の上だと少し静かに思う。
Img_36570s 水門から出てきた大型観光船だ。この船ではなかったが(昨日かな)、船上結婚披露パーティも華やかに開かれ流行っているようだ。貸切だといったい幾らかかるのかな? 
とてもする気にはなれないが、ナイトクルージングなど素敵なものだろう。

Img_36574s 浜離宮の下船場だ。ここまで35分。なかなか楽しい旅だった。このあとお台場まで行く船には、乗客もここでほとんどが降り、改めてここからの乗客が多く乗り込んだ。両国からここまで500円、浜離宮入場券が300円だ。なんともお手軽な東京観光ルート、関東の人でもあまり経験がないんじゃないですか。

Img_36586s 「浜離宮恩賜庭園」なにが恩賜かというと、ここはもともと徳川将軍家の庭園。鷹狩場や浜御殿と呼ぶ別邸でしたが、明治維新で皇室の離宮となりました。戦後東京都に下賜されたので「恩賜」公園。
ここも旧安田庭園のように、海水を潮の干満で引き入れる「潮入の池」様式。安田庭園ではどこも水門を閉鎖と書いてあったのに、浜離宮のパンフには都内唯一の池とある。どっちが正解?
鴨場の池が二つあり、鵜やカモメなど多くの水鳥・野鳥が生息している。ベンチで老人たちが句会を開いていていたり、休日の午後たくさんの人でにぎわっていた。しかしこういった庭園は「兼六園」で充分あじわってるし、もとより30分遅れのスケジュール。ほとんど立ち止まらずに庭園を三角に横切るように短時間で通り過ぎた。
Img_36590s 浜離宮から汐留を横切って新橋から東京タワーへ。タワーに登るのは30年ぶりくらいか?
映画などここのところの「東京タワー」ブーム。第二東京タワーの建設もきまり、一躍脚光を浴びて今日も超満員! 下のビルは30年前のかすかな記憶に比べたらだいぶ現代的にスッキリしている。大展望台まで820円。3機のエレベーターをフルに回転させ10分くらい待ちで乗れた。ちょうど今年の9月29日で、累積1億5,000万人御来塔の看板もあった。
昭和33年に333メートルで開業した世界一のタワーの建設労苦は、先日NHKの「その時歴史が動いた!」でも詳しい。
アナログ波14波、デジタル波9波でもう容量的に限界。墨田区、東武伊勢崎線「業平橋」駅前(地下鉄押上駅上)を第一候補として、2011年の地上波デジタル完全移行に向けて、600メートル級の大タワーを建設する計画がある。


Img_36610s 再来年、開業50年を迎える東京タワーだが、大地震がきても倒れないらしい。333メートルだとゴジラでも実際はムリだろう。
大展望台に登ったが、朝方の雨で遠方がけぶっていてダメだ。左に見える高く霞んでる建物が「六本木ヒルズ」。新宿副都心も霧の中なので、特別展望台で富士山を見てやろうと思っていた目論見はもろくも崩れた。大勢の行列を待ってさらに料金が要るので、今回はヤメにした。そろそろ待ち合わせの時間である。
Img_36639s 渋谷駅に着いたら、この10月26日から設置した東急の5000系、青ガエルがハチ公の横に鎮座していた。1954年から活躍したこのトップナンバー5001は、東急全線で活躍後86年から上田交通へ譲渡。93年引退後は東急車輛が保管していた。車体を2/3にカットし台車も外すなど、コンパクトにまとめられた感はあるが、中では活躍時の写真パネルも展示され、誰でもくつろげるスポットとして利用OKだ。
だいたいハチ公前に居ても、あまりの人の多さに、そこでさらに携帯で探すなどしないと逢えないとは、こんなところを待ち合わせ場所にすることが間違ってる!「青ガエル」が少しは混雑緩和に役立つでしょうか?

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