« バラエティ マンガ書評 ④ | トップページ | 美咲「めぞん一刻」 来春放映! »

2006年8月15日 (火)

マイナーな旅?

Img_31749s 今日14日を最後に、しばらく篭るかと思うので、午後から出かけることにした。
「石川県立歴史博物館」で開催されてる、「伊勢神宮の神宝」展。20年ごとの式年遷宮を平成25年に控えて、すでに昨年から一連の遷宮行事が始まっている。作り直されるのは建物ばかりでなく、装束や調度など神宝類も全て新調される。用が済んだ前回のものは、明治以降になって下げ渡されるようになった。そういったものが今回北陸で初めて公開されることになり、ぜひ見てみたかった。装飾の素晴らしい古代の直刀である「須賀利御太刀(すがりのおんたち)を始め、御高機(おんたかはた)という機織機の精密な模型や金銀銅組になった調度類など、けっして多くはなかったが格調高い品々が展示されていた。こうやって伝統の工芸技術が連綿と伝わってきた日本を誇りに思ってほしいのだが、夏休みの最中というに、入場者はポロポロとしか居ない。7月29日から始まってるのに入場券の通しNo.は2109番だった。どうも僕は見学するところもマイナー好きらしい。
Img_31789s そこでその足で、かねてから行きたかった「石川県埋蔵文化財センター」へ向かった。家からわりと近く、野田から別所へ登って内川小を左へ下っていけば着くのだが、いつのまにこんな立派な道が出来たんだろうというような、山間の太い道と大きな橋の脇にあった。ここでは県内7000箇所の発掘現場から見つかった古代遺跡の埋蔵物を展示・管理・研究を続けている。石川県は、地元民こそあまり重要に感じてないが、たとえば新保本のチカモリ遺跡などは、青森県の三内丸山遺跡で有名になった高層巨柱建造物の柱の跡が、国内で数少ない例として存在するなど、能登の縄文真脇遺跡他とともに、貴重な遺跡群が数多い。
Img_31760s 今日は丁度、「古人の装いと彩り」展が開かれ、勾玉など装飾類とともに、糸枠や機織機まであった。伊勢神宮展でもあったように、機(はた)、つまり衣類にまつわるものは、古代より重要なもとのされていたのが感じられる。撮影禁止とは書かれてなかったので、室内でも平気に撮影したけどいいのかな?

Img_31761s 常設展示室。県内7000箇所から出土した土器や石器など、時代と形式別に分類されている。一部の破片は、実際に手にとって違いを見分けることが出来るようになっている。弥生時代の土器の縁には、装飾のスジだけでなく、現代の器に通じる厚みの調整がされているのもわかって驚いた。
石川県の大きな地図に、電飾とモニターで遺跡の位置と具体的な映像・解説がプログラムされていて、老夫婦が熱心に話しながら操作していたのがほほえましかった。
Img_31766s
外へ出ると、縄文竪穴式住居をはじめ、年代の違った素朴な復元住居が並んでいた。奈良時代の家に入ってビックリ! 暗い中に人が居た! どの建物にも家の真ん中で炭火を焚いていて、火の管理をしているのだろう。暑いのにご苦労様である。 毎年体験学習用に、縄文竪穴式住居を復元制作するときがあるそうだが、そのとき使う[茅]を室内に保存していた。琵琶湖の[茅]だそうだが、作るときもわざわざ琵琶湖畔の農家の人が手伝いに来るそうだ。琵琶湖の茅も年々減っていると聞く。貴重な材料を使った体験学習を、今の子供たちにも充分理解してほしいのだが、ここも夏休みというのに入場者が極端に少ない。子供など皆無である。将来が心配だ!!
Img_31796s 最後に埋文センターから犀川の谷に下りてきた。「滝亭」のあるところだ。写真の左に見える。貝殻橋から3キロほど上流だ。この辺までの川沿いの道は、あるようでない。あっても農道で、一般立入禁止ときた。やはり後日もう一度チャリで来る必要がありそうだ。まだまだ犀川沿いの探求はこれからだ。

|

« バラエティ マンガ書評 ④ | トップページ | 美咲「めぞん一刻」 来春放映! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/4808/3062156

この記事へのトラックバック一覧です: マイナーな旅?:

« バラエティ マンガ書評 ④ | トップページ | 美咲「めぞん一刻」 来春放映! »